ベルリンマラソンで男子の世界記録更新!(2018/9/17)
月曜日は「スポーツ」
まずは週末に行われたスポーツの中から
番組が注目したスポーツニュースのTOP3から!
第3位【 稀勢の里 2敗目を喫する 】
8場所連続休場からの復活をかける横綱・稀勢の里は、秋場所8日目の昨日、小結・玉鷲に押し出されて2敗となりました。6勝2敗で、後半戦8戦全勝の白鵬と鶴竜を追います。
第2位【 エンゼルス・大谷選手、日本人選手2人目の20ホーマーを記録 】
昨日行われたマリナーズ戦に指名打者で出場した大谷選手は、1回の第1打席で20号となるソロホームランを放ちました。日本人選手のMLBシーズン20本塁打は、松井秀喜さん以来2人目です。
第1位【 ベルリンマラソンで男子の世界記録更新! 】
今日はこちらの話題を取り上げました。
昨日行われたベルリンマラソンの男子で、リオ・デ・ジャネイロ・オリンピックの金メダリスト、ケニアのエリウド・キプチョゲ選手(33歳)が2時間1分39秒の世界新記録で2連覇を果たしました。これまでの記録は、同じケニアのデニス・キメット選手の2時間2分57秒で、なんと1分18秒もの更新。このほか、日本人の中村匠吾選手が2時間8分16秒で4位に入賞しています。
ベルリンマラソンは比較的記録の出やすい大会とは言われていますが、キプチョゲ選手は「このレースに充分備えてきた」というコメント通り、25キロ半ばで3人のペースメイカーが離脱した後も世界記録を上回るスピードが落ちることはなく、終盤ではペースを上げて走り切りました。世界で初めての2時間1分台の記録です。
今回の結果を受けて、日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは「キプチョゲの世界記録更新は異次元の記録更新。ペースメイカーがついて行けないレースなんて初めて見ました。今日は気温が高かったので、もう少し気候の条件が良ければさらに記録が伸びると思う。」とコメントしていたそうで、中西さんも「これはもしかしたら、東京オリンピックのマラソン競技でまさかの…!?いやでも、暑いから難しいかな…。でも、2時間を切れる可能性は出てきた、ということですよね。」とおっしゃっていました。
また、中西さんは「やっぱり、ここのところ注目されているのは靴ですよね。キプチョゲはいろんな靴を履いているようですが、基本的にはナイキなんです。【ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%】というものすごい靴が出てきて“厚底革命”なんて言われていますが…。今回はどの靴を履いたのかまだちょっと分からないんですけれど【ナイキ ズーム ヴェイパーフライ エリート フライプリント】という靴かもしれませんね。これも結構厚底なんですよ。だからこの“厚底革命”の勢いは止まっていないと思うんですけれど、またこれ、靴が売れますよね。だって、一緒のモデルを履いて走りたいランナーはたくさんいるでしょうし。まぁ、この靴の機能に負けない走り方が出来るか…ということもあるでしょうけど。これはこのあとも楽しみですね!」とおっしゃっていました。