トランプ大統領の暴露本、売れてます!(2018/9/11)
火曜日は「ビジネストレンド」。
アメリカで、トランプ大統領をめぐるホワイトハウスの混乱、政府高官の苦悩を明らかにした暴露本「恐怖 ホワイトハウスのトランプ」が発売されました。この暴露本、発売前から「トランプの理解力は小学5年生並み」と政府高官が発言した、といった内容が話題になっている一冊。アメリカ大統領の暴露本が何冊も出版されている状況
…ということで、今日はこちらのランキング。
【 ジュンク堂書店池袋本店に聞いた、トランプ大統領関連本の売れ筋トップ3 】
池袋駅東口から徒歩4分、日本最大級150万冊の在庫を誇る
ジュンク堂書店池袋本店に聞いたランキングです。
第3位 『ドナルド・トランプ物語』
著者はトーマス・カトウ。緑風出版から出ています。日本では批判的に報道されることの多いトランプ大統領ですが、実際にどういった政策を進めているかを分析・解説した本。少し地味ではありますが、よくあるトランプ本と一線を画する本として着実に売れています。お値段は税込1,512円。
第2位 『トランプ自伝』
こちらはトランプさんの自伝。ただ、著者としてはトニー・シュウォーツというライターがクレジットされています。初版は1987年。つまりトランプ大統領の実業家時代に書かれた本ですが、大統領に選ばれてから、異例の経歴の次期大統領の生き方・考え方を知るための本として多くの人に読まれました。アメリカでもミリオンセラーとなったトランプ大統領初の著書です。
第1位 『炎と怒り トランプ政権の内幕』
トランプ大統領の元側近、スティーブ・バノンが語ったとされる、トランプ大統領暴露本の日本語版。アメリカでの発売時には品切れを起こすほどの大ベストセラーとなりました。日本語版は今年2月に発売されましたが、その報道もあり、日本でも話題となりました。あの池上彰さんも大絶賛!著者はマイケル・ウォルフ、早川書房から出ています。お値段は税込1,944円。
以上、ジュンク堂書店池袋本店に聞いた、トランプ大統領関連本の売れ筋トップ3でした。
ジュンク堂書店池袋本店によると…
トランプ大統領はマスコミのネタになりやすいこともあり、出版点数は過去の大統領に比べてずば抜けて多い、とのこと。実業家時代の著書、大統領就任後の暴露本、破天荒な言動をまとめた本など非常に種類が多く、1点1点の売り上げはさほど多くなくても、全体として見ると関連本が非常に多く売れたそうです。「Fear」の日本語版が出版されたら、さらにすごいことになりそうですね。
今日は「トランプ大統領関連本、売れ筋トップ3」をご紹介しました。