日本勢、メダルラッシュ!(2018/2/19)
月曜日は「スポーツ」
まずは週末に行われたスポーツの中から
番組が注目したスポーツニュースのTOP3から!
第3位【 冬季オリンピック 日本のメダルは過去最多タイ 】
2月18日の時点で、日本のメダルは金「2」、銀「5」、銅「3」の合計「10」。海外開催の最多だった前回ソチ大会の8個を上回り、1998年の長野大会と並びました。過去最高記録の更新となるか!?
第2位【 羽生結弦、フィギュア男子シングル66年ぶりの連覇! 】
フィギュア男子シングルで、羽生結弦選手が2大会連続の金メダルを手にしました。男子シングルでは66年ぶりの快挙で、日本勢初の冬季オリンピック連覇です。宇野昌磨選手との金・銀フィニッシュも凄かったですね!
第1位【 小平奈緒、日本スピードスケート初の金メダル! 】
番組では今日、小平選手に注目しました!
平昌オリンピックの開幕から10日が過ぎました。この週末は嬉しいニュースがたくさんありましたが、昨夜はスピードスケート女子500メートルで、小平奈緒選手が金メダルを獲得しました!
周りが何も見えないくらい、すごく嬉しかったです。全て報われたような気持ちです。今日は最初から集中して、自分の持ち味を出し切れたレースだったと思います。同じチームの人たちが私を支えてくださったので、みんなに「ありがとう」と伝えたいです。
こちら、レース終了直後の小平選手のコメントです。
小平選手は36秒94というオリンピックレコードで金メダルを手にしました。スピードスケートで日本の選手が金メダルを獲得したのは、1998年長野大会の男子500メートル、清水宏保さん以来2人目で、女子では初めて。また、小平選手は1,000メートルの銀メダルに続き、この大会2個目のメダルとなりました。
中西さんは小平選手の金メダルに対して、こうお話しになられました。
小平選手は165センチと、海外の選手に比べて身体も小さいんですが、それでもオリンピックの短距離で勝てる!ということを、改めて示してくれました。小平選手は自分の中でいろんな物と向き合ってきて、自分らしさを追求した結果が今回の金メダルにつながったということです。彼女はずっと論理的にやってきたんですが、ソチオリンピックのあとでオランダに留学して、そこで自分を客観的に見られるようになってきたという話もしているんですよね。様々なことを座学で学びながら、それを自分自身で実践する方法、またそれを自分自身どう発揮するか、というところにつなげていったところが本当に素晴らしかったと思います。
そして、フィギュアスケートの羽生結弦選手は、いまお話ししたような運動力学や人間工学、運動生理学といったことに関してすごく座学を積んでいて、彼はそういった知識に加え「オリンピックを知っている」ということを強みに変えて、順風満帆ならぬところに自分自身の論理を積み重ねていった、というところが彼のすごさなのかなぁと。氷上で自分の感覚を出せるようになったということもすごかったと思いますし、このふたりの金メダリストに共通することは、明らかに自分の論理を確立した上に、それを発揮できる精神性を出せたからだと思います。
小平奈緒選手は以前、こんなコメントを残してくれています。
平昌オリンピックに限らないと思うんですが、世界で一番速くスケートが滑れる選手でいられるように、自分のベストが尽くせるように頑張りたいと思っています。私の滑りから溢れ出す「勇気」とか「感動」が、皆さんにも伝われば良いなと思っています。
小平奈緒選手、勇気と感動をありがとうございました!金メダルおめでとうございます!!