中西哲生が注目した、2018年のスポーツニュース!(2018/12/31)
月曜日は「スポーツ」
今日は年内最後の放送ということで、
2018年のスポーツニュースから
中西哲生が注目したトピックをご紹介しました!
第3位【 サッカー日本代表「ロストフの14秒」 】
FIFAワールドカップ ロシア大会。1勝1敗1分けでH組を2位通過した日本は、ベスト16でグループG組の1位、ベルギーと対戦しました。7月3日、会場はロストフアリーナ。
つまり「ロストフ」というのは試合が行われた地名なのですが、この「ロストフの14秒」というのはNHKが放送した番組から生まれた言葉で、ベルギー戦で本田選手がコーナーキックを蹴ってからゴールを決められるまでの秒数のことなんです。
で、実際この番組を僕も観ましたけれど、色々な方がこの14秒に言及していて、その背景を聞く度に、日本にとって重要な14秒だったのではないかと、僕自身も考えています。日本サッカー界において、「ドーハの悲劇」と「ジョホールバルの歓喜」については未だに語られる言葉ですが、僕はこの「ロストフの14秒」も残っていく、残さなければいけない言葉だと思っています。それくらいあの14秒は衝撃的でしたし、ここから学ぶべきところもたくさんある14秒だったと思います。
第2位【 スピードスケート・小平奈緒、平昌オリンピック金メダル 】
平昌オリンピック スピードスケート女子500メートルは、バンクーバー五輪・ソチ五輪でこの種目を連覇した世界記録保持者・韓国のイサンファ選手の3連覇を、2016年10月からワールドカップ、そして世界選手権で無敗だった小平奈緒選手が阻止するか?と注目を集めていました。
先に小平選手が滑りオリンピック新記録を出すと、その次の組で滑ったイサンファ選手は得意のロケットスタートを決め、最初の100メートルは全選手中最速のタイムを記録しましたが、最後に失速して銀メダルに。小平選手は悲願の金メダルを手にしました。
試合後、小平選手とイサンファ選手がお互いを称え合った姿は世界中を感動させましたね。
第1位【 羽生結弦、フィギュアスケート男子で66年ぶりのオリンピック連覇 】
平昌オリンピック、大会連覇を狙う羽生選手はフリースタイル競技 ショートプログラムが111.68点で首位、翌日のフリープログラムは206.17点で2位となりましたが、合計317.85点で首位に。男子フィギュアスケート選手では66年ぶりとなるオリンピックでの連覇を果たしました。
羽生選手が演技に入っていく瞬間の集中力の高さには驚かされました。オリンピックの会場には、普段は(競技を)観にいらっしゃらないような方もいるわけで、そういった中でしっかりと自分を良い状況に持っていった上で「心は氷のように、演技は情熱的に」という素晴らしい演技を披露してくれました。
来年はラグビーのワールドカップが日本で開催されますし、それ以外のスポーツでも私たちを感動させてくれるシーンに出会えそうですね。楽しみです!