Jリーグ、熾烈な争いはまだまだ続きます!(2018/11/26)
月曜日は「スポーツ」
まずは週末に行われたスポーツの中から
番組が注目したスポーツニュースのTOP3から!
第3位【 ラグビー日本代表、ロシアに苦戦 】
イギリス遠征に出ている日本代表は、来年のワールドカップ初戦で対戦するロシアとテストマッチを行いました。
試合は32-27で勝利しましたが、前半はミスや反則を連発し10-22に。後半は22-5と盛り返しましたが、課題を残す結果となりました。
第2位【 大相撲九州場所 貴景勝が初優勝 】
2018年の最後を飾る大相撲九州場所は、小結・貴景勝が初優勝。貴景勝は22歳3ヶ月、初土俵から26場所での優勝は、元横綱・曙に並ぶ史上4位のスピード記録です。小結の優勝は、2000年夏場所の魁皇以来9例目。貴景勝は3度目の殊勲賞と2度目の敢闘賞も獲得しています。
白鵬・鶴竜の休場、稀勢の里の途中休場と暗雲立ちこめた相撲界に新しいスターの誕生となったでしょうか。
第1位【 サッカーJ1降格、J2昇格争い 】
今日は、こちらの話題をピックアップしました。以下、中西さんのコメントです。
今年のJリーグはJ2で熾烈なJ1への昇格争い、そしてJ1でも熾烈な降格争いが繰り広げられる、なかなかエキサイティングなシーズンとなっています。
週末、J1リーグ戦は第33節が行われました。J1は全34節なので、残り2節という状況です。
J1の全18チーム中、長崎は最下位が確定していて、J2への自動降格が決定しています。17位のチームも自動降格となり、16位のチームにはJ2チームと残留をかけたプレーオフが待っています。
一方、J2のリーグ戦は全日程が終了していて、1位の松本山雅と2位の大分がJ1への自動昇格を決めています。そして3位から6位のうち、J1ライセンスを持たない4位の町田を除く「3位 横浜FC」「5位 大宮アルディージャ」「6位 東京ヴェルディ」の3チームがJ1参入プレーオフへの進出を決めています。
そんな中迎えた、先週末。J1降格圏の状況は…
最も17位になる可能性の高かった柏は、敵地・長居でC大阪と対戦し、3-0で快勝!勝ち点を36に積み上げましたが、同じく降格圏内で勝ち点37だった3チーム「湘南」「名古屋」「鳥栖」も全て白星を挙げ、勝ち点を40に伸ばしました。この結果、残り1試合に勝っても、柏はこの3チームに届かず、J2への自動降格となる17位に。柏のJ2降格は9年ぶり3度目です。
そして、すごいことになっているのが、12月1日の最終節にもつれ込んだ16位争い。なんと、現在12位から16位の5チームにその可能性があります。勝ち点41が「12位 横浜M」と「13位 磐田」、勝ち点40が「14位 湘南」と「15位 鳥栖」と「16位 名古屋」。
最終節では、名古屋と湘南が直接対決。横浜MはC大阪、磐田は川崎、鳥栖は鹿島とそれぞれ対戦します。もし横浜Mと磐田が敗れ、名古屋と湘南が引き分け、鳥栖も引き分けると勝ち点41で並んだ5チームによる得失点差決着となる可能性もあります。
そして、J2上位チームによるJ1参入プレーオフはすでに始まっています。
昨日その1回戦が行われ、6位の東京Vが5位の大宮に1-0で勝利。3位の横浜FCと対戦する2回戦へと駒を進めました。この2回戦の勝者がJ1の16位と対戦し、勝ったチームが来シーズンJ1で戦うことになります。
また、J3からJ2に昇格するチームも決まっています。1位の琉球に続き、鹿児島ユナイテッドFCの2位が確定。クラブ発足から5年目でのJ2昇格を決めています。
今年のJリーグも最後まで目が離せませんね!