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中西哲生の本棚からオススメの1冊を紹介!  しかし、衝撃のラスト!!!(2018/10/18)

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木曜日は、「カルチャー」


今週は、TOKYO FM Ginza Sony Park Studioから様々な最新情報をお伝えしています。
木曜日のこの時間は、“脳”にまつわる興味深いアドバイスをご紹介!
テキストにするのは、中西哲生が非常に納得した1冊。
ダイヤモンド社から出ている、久賀谷亮 著、【 脳が老いない 世界一シンプルな方法 】です。
まずは、その中から気になるフレーズをランキングでご紹介していきます。
脳が老いないメソッドとはどんなことなのでしょうか?


第3位 『 「食べたい」「タバコを吸いたい…」そんなときは体を意識する 』

中西:ダイエット中の方は、食べたい!食べたい!というふうになりがちですよね。
禁煙にチャレンジされている方は、タバコを吸いたい!と…。
そんな渇望する心を利用することも、脳の老いを止めるのに役に立つんです!



第2位 『 食事の時に瞑想する 』

中西:人間が生きるために必ず行う“食事”、これも、ちょっとの心がけで脳の若さを保ちます。



第1位 『 何よりも呼吸を意識 』

中西:本当に少しのことだけで、脳の老いを止めることが可能になってきます!



中西:さあ、今回は、中西哲生の本棚からセレクトした1冊、
【 脳が老いない 世界一シンプルな方法 】にフォーカスしています。
人生100年時代と言われている中、体だけではなく、脳も健康に楽しく充実した生き方をするための方法、どんなことが書かれているのか、お話ししていきたいと思います!
まず、先ほどのランキングからいきますと、
3位の『 「食べたい」「タバコを吸いたい…」そんなときは体を意識する 』はですね、
渇望感ですよね、これを我慢するのは辛いと思います。
でもこれをコントロールすることは、良い脳のトレーニングになるんです。
渇望感をコントロールするには4つの方法があるそうです。

1.認識すること
注意を向けて、その渇望感を認識、感じつつも深呼吸をしてリラックス。

2.受け入れること
まずは、その渇望感に抗うことなく心の中で受け入れる。
誰にでもある当たり前のことなんでね。
イメージでいうと、サーファーが波に抗うことなく、波に乗るイメージです。
今、お腹空いてるな、何か食べたいな…。
タバコ吸いたいな…。こんな渇望感をちゃんと受け入れる。

3.検証する
検証していくというのはですね、例えば、お腹減っているけど内臓はどうなっているのかな?とか、僕も、お腹空いたときに、胃の中どうなっているんだろ?収縮しているのかな?とか、考えるんですけど、そうやって、お腹が空いているときなど、もしくは、何かしたいと思ったときに、体がどうなっているのか意識を向けると、自分の体の意識が全然違う方向に向くんですよね。


綿谷:ということは、本当はお腹が空いてないってこともあるんですか?


中西:いや、空いているのは空いていると思いますよ。


綿谷:頭では食べたくないけど、目で見て食べたいなって思っちゃうとか…。


中西:それはよくありますよね。自分の食べたいもの、お菓子とか置いてあると食べたくなるでしょうし。なので僕は目の前に食べ物を置いたりしないですね。
その渇望感をちゃんと意識しながら、自分の体がいまどうなっているのかを意識するのかが重要です。

4.明記する
渇望感が強まってきたら、その様子を書いちゃう。
例えば、「胃の中が落ち着かない」「心がぞわぞわする」など、“客観的に自分を見る”ということですね。
お腹が減っているときの自分がどんな顔をしているんだろう?とイメージしてみると、その瞬間、意識が違う方に向かいます、渇望感と自分を切り離すことが重要です。


綿谷:ちなみに、その時の顔ってどんな感じですか?


中西:そうだねぇ、美味しいモノをイメージしてて、すごい気持ち悪い笑顔だよね(笑)


綿谷:気持ち悪い笑顔ですか…(笑)


中西:で、ですよ!また渇望感がでてきたら、3から4のプロセスに戻り、自分がどうなっているのかを考えて、渇望感と自分を切り離す、これを繰り返します。
そうすると、食べなくても良いかなとなってきます。
僕は、こうやって朝ラジオで喋っていますけど、6時から3時間生放送していますよね、その前に食べてしまうと、消化の方にどんどんエネルギーを使われてしまって、脳の方にエネルギーが使われなくなってしまうので、食べないようにしているんですけど、そんなときにいま紹介したようなプロセスを実践しています。段々、切り離して考えられるようになってきましたね。

そして、第2位の『 食事の時に瞑想する 』は、何を食べたいかを意識してから食べるということ。
例えば、僕はいつも、ラーメン食べたい!!!ってすごく思っているから、ラーメンを食べ始めると、やっとラーメンが食べられる!と思った瞬間から、急にラーメンを食べることより、早く食べ終わることが目的になってしまうので、このラーメンのチャーシューのどこが美味しいんだろうとか、スープや麺のどこが美味しいんだろうとか考えて食べると、すごい満足感が出るんですよね。食事の時に、食べ終わることがゴールにならないように気を付けていて、つまり、食べていることに集中すると、より満足度も高まるし、何を食べているのかについてもすごいフォーカスされるようになるので、我々サッカー選手はドーピングなどもあるので、食べるものは全部コントロールされていますから、そういう意味では、食べるモノに対して、自分がどういう状況で食べているかということはけっこう意識していますね。


綿谷:それが瞑想ってことですか?


中西:まぁ、瞑想というか、向き合うってことですよね。食事の時って、食べること、食欲にいってしまいがちですけど、それを客観的に自分がどのように考えているのかを見るってことですね。
そして、第1位の『 何よりも呼吸を意識 』ですね。
呼吸に意識を向けるということなんですが、僕が良くやる方法を紹介しようと思います…。えっ?あっ、時間切れ?



中西さん、オススメの1冊を熱く紹介するあまり、放送時間いっぱいまで話してしまい、途中でタイムオーバーとなってしましました…。
本の内容が気になった方は、 久賀谷亮 著【 脳が老いない 世界一シンプルな方法(ダイヤモンド社) 】をチェックしてみてください!