リポビタンD チャレンジカップ2018 キックオフ!(2018/10/29)
月曜日は「スポーツ」
まずは週末に行われたスポーツの中から
番組が注目したスポーツニュースのTOP3から!
第3位【 湘南ベルナーレ ルヴァン杯優勝 】
国内サッカーの三大タイトルの1つ「YRC ルヴァン・カップ」決勝戦が土曜日に埼玉スタジアムで行われ、ベルマーレ湘南が横浜F・マリノスに1-0で勝ち、初優勝しました。湘南は前半36分に杉岡が遠目から左で決めて先制。後半は全員が身体を張って守りきり、チームが湘南ベルマーレとなってから、初のタイトルを手にしました。
第2位【 日本人2人目のNBAプレイヤー誕生 】
アメリカのプロバスケットボールNBAのグリズリーズに所属する渡辺雄太選手が、2004年の田臥勇太選手以来となる、日本人選手2人目のNBAデビューを果たしました。渡辺選手はアウェーのフェニックス・サンズ戦で初めてベンチ入りを果たし、最終第4クオーター残り4分31秒、111-86でコートへ。そのまま試合終了までプレーし、フリースローによる2得点と2本のリバウンドを記録しました。高い守備力とシュート力を持つ、身長203センチの24歳。今後は、田臥選手が果たせなかったNBA定着を目指します。
第1位【 ラグビー国際親善試合 日本 vs ニュージーランド戦、今週末開催! 】
今日は、こちらの話題をピックアップしました。
来年9月20日に始まる「ラグビーワールドカップ 2019」日本大会。開幕まで1年を切りました。
今はチーム作りが進んでいますが、11月3日には「リポビタンD チャレンジカップ2018」日本代表 vs ニュージーランド代表の試合が行われます。そこで今日は、スポーツジャーナリストで日体大准教授、「ラグビーワールドカップ2019」組織委員会広報戦略長も務めた松瀬学さんに、ラグビー日本代表の現在位置について伺いました。
中西:松瀬さん、おはようございます!ジェイミー・ジョセフ氏がヘッドコーチに正式就任してから2年。チーム作りは順調に進んでいますか?
松瀬さん:これは順調でしょうね。
中西:「ジェイミー・ジャパン」は、前回のW杯で世界を驚かせた「エディー・ジャパン」と比較して、どのようなチームになっていますか?
松瀬さん:チーム力、特に個人個人の力はアップしていると思いますね。これはなぜかというと、国内のトップリーグのレベルが上がったことと、日本代表クラスの選手が「スーパーラグビー」という強いリーグで勝負しているということ。これらによって経験値が上がった、というのが非常に大きいですね。
中西:今年のテストマッチは、6月にイタリアと2試合、ジョージアと1試合があって、イタリアには34-17、22-25で1勝1敗、ジョージアには28-0で勝利。そして、先週金曜日には世界選抜と戦い、28-31で敗れています。先週末の世界選抜との試合はどうでした?
松瀬さん:これはですね、1年前に日本代表が世界選抜と試合をしたときは完敗しているんですよ。それが今回は3点差ですから!序盤はやられたんですけれど、後半の追い上げはこれまでにはないもので、これは自信を持っていいところですね。
中西:今回は土曜日のニュージーランド戦に始まり、その後はヨーロッパを遠征してイングランド、ロシアと試合を行います。土曜日に対戦するニュージーランドは、今月発表された最新の世界ランキングで1位。先週金曜日には日本で、世界ランク7位のオーストラリアと対戦しました。こちらは前回のワールドカップ決勝と同じカード。結果は37-20でニュージーランドが勝利しました。いまやっぱりニュージーランドは強いですか?
松瀬さん:強いですねぇ!私も土曜日の試合を観戦したのですが、オールブラックスはベストメンバーでした。で、何が強いかというと、個々のプレーはもちろん抜群なんですが、試合の「先を読む力」というんですか、これはサッカーでも同じだと思うんですが“危機管理能力”とか、個人個人の才能が全てチームプレーに向いているんですよね。次から次へと動いていくので、これはもう“ビューティフル”でした。
中西:日本代表はこのニュージーランド戦、どのようなゲームにしたいでしょう?
松瀬さん:オールブラックスはおそらく、若手主体のメンバーになるかと思いますが、今回はやはり繋いで、繋いでという形になるんじゃないでしょうか。
中西:分かりました!楽しみな試合になりそうですね。