海外で人気の“チロルチョコ トップ3”(2017/9/12)
火曜日は「ビジネストレンド」。
じつはいま、日本のお菓子メーカーの海外進出が相次いでいるんですね。
今日は、これについて探っていきたいと思います。
例えば先月から本格的に中国への輸出を始めたのが『チロルチョコ』。
実はチロルチョコ、以前から海外でも販売されていて、人気を集めているらしい。
ということで、今回はこちらのランキング!
『 海外で人気のチロルチョコトップ3 』
第3位 【 チロルチョコ きなこもち(袋) 】
海外では一粒ずつではなく袋で売っています。
香ばしいきなこチョコと、もちもちとした食感のもちグミを組み合わせた人気商品です。
これ食べたことあるけど、美味しいよね。
日本でお馴染みの『きなこもち』は海外の人も興味津々!
これが、本当のきなこもちだと勘違いしている人もいるとか、いないとか…。
第2位 【 チロルチョコ バラエティBOX 】
定番で人気の『コヒーヌガー』『ミルク』『ビス』『ホワイト&クッキー』『いちごゼリー』の5種を台形の箱にアソートしたバラエティBOX。この一箱でチロルチョコの魅力を存分に楽しむことが出来ます。
第1位 【 チロルチョコ 抹茶もち(袋) 】
抹茶原料に宇治抹茶を100%使用した抹茶チョコの中に抹茶パウダーともちグミを閉じこめた、上品な大人の甘さが楽しめる一品。
ここ数年、世界中でブームとなっている日本の抹茶は、チロルチョコでも絶大な人気を誇っています。
ということで、『 海外で人気のチロルチョコトップ3 』でした。
なぜいま、海外進出なのか。チロルチョコ株式会社によると、
実は5年前から、台湾、中国、韓国などに輸出していたそうなんですよ。
で、アジアの日系のコンビニが進出したこともあって、日本製品が広まって、チロルチョコの人気が高まっていたらしいです。
ただし、当時はあくまでも、輸出先のバイヤーに求められて輸出していたそうです。
これが、今年、チロルチョコ社は、社長が変わったこともあり、本格的な海外挑戦へと舵を切った!ということなんですね。
そして、ランキングでもお分かりの通り、これまではチロルチョコがいっぱい入った“袋入り”の商品だった、要するに、関税がかかるから一つずつではなく袋入りにしてたんですよね、本格的に海外挑戦ということで、パッケージも海外向けに作って、一粒ずつ売ることになったということです。
これから中国へ行かれる方、ぜひ、コンビニでチロルチョコを買ってみてはいかがでしょうか。日本だと一粒20円〜40円前後なんですが、海外だと関税がかかるんですよね…、それでも人気を獲得できるかというところがポイントかなと思います。
そしてもう一社、馴染みの深いお菓子メーカーが海外進出しています。
おやつカンパニーです!
おやつカンパニーの看板商品といえば、皆さんご存じの『ベビースターラーメン』!
なんと、1963年から海外に輸出しているとのこと。
現在は、台湾、香港、韓国、中国、シンガポール、ベトナム、インドネシアへ輸出しています。
アジアの国は、麺を食べる文化があるのでベビースターラーメンもすんなり受け入れられたらしい。
そして、今年の夏に、おやつカンパニーは、台湾で初の海外工場を稼働させるとなっています。
ちなみに、お菓子業界自体のマーケットは横ばいだそうです。
とはいえ、人口減少が続く日本、お菓子メーカーは海外を視野に入れていく必要なある。
日本の菓子は、クオリティーが高いとよく言われ、お土産に買って帰る外国人も多い。しかも、「安全・安心」は自慢できる。
そのうち、日本の駄菓子も海外で売られる日が来るかも知れないですね。
今回は『 海外で人気のチロルチョコトップ3 』をご紹介しました。