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桐生祥秀、日本人初の9秒台!(2017/9/11)

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月曜日は「スポーツ」


まずは週末に行われたスポーツの中から
番組が注目したスポーツニュースのTOP3から!



第3位【 Jリーグ FC東京が監督を解任! 】

第2位【 プロ野球 パ・リーグ首位、ソフトバンクが優勝マジック5に! 】

第1位【 陸上 桐生祥秀選手が日本人初の9秒台、9秒98をマーク! 】

おととい土曜日、福井市で行われました陸上の日本学生対抗選手権、男子100mで東洋大学4年生の桐生祥秀選手が、日本新記録となる9秒98をマークしました。


初めて10秒の壁を破った日本人ということで歴史に名を残したと言ってもいいのではないのでしょうか。これまでの日本記録は1998年に伊東浩司さんが出した10秒00。ちなみに、伊東浩司さんは僕と同じ学年で、今年で48歳です。で、19年ぶりの記録更新と言うことで、ここまで長かったですよね。
人類が初めて10秒の壁を破ったのが1968年。僕が生まれる1年前の出来事、日本人は49年という時間を経てその領域にたどり着きました。


桐生選手、世界では9秒台をマークした126人目の選手になりました。もうすでに125人も出してるんですね。どういう景色なんでしょうか、僕も見てみたいと思いますが、絶対に無理なんですけどもね…。
桐生選手がどんな選手なのか、子供の頃を振り返ってみますと、小学生の頃はサッカー少年でした、最初はFWをやってたんですけどGKに転向。意外じゃないですか?GKですよ?市の選抜チームに選ばれていたんですけど、あまりうまくなかったと桐生選手自身が言っているらしいです。ただ、GKでありながら足の速さは際立っていたようで、小学生の頃は、ジェット・桐生と呼ばれていたそうです(笑)。ちょっと面白いですね、けど、それだけ速かったということですかね。中学生の時、2年生の春には11秒25を記録し、3年生の4月には10秒台!ちなみに、僕、中西哲生史上最速の時は高校生の頃で12秒05くらいありました。


今回の記録は、色々なことが積み重なって生まれたんですけど、どういうことかといいますと、実は、銅メダルを獲得した8月の世界選手権の400mリレーで左の太ももの裏に強い張りをおぼえ、その影響で慎重になりこのレースに出るか出ないか決めたのは決勝の数時間前だったそうです。さらに、靴のつま先の部分が破けている事に気が付いて、靴を変えたらしいです。つまり予定調和でいってないということですよ。で、そしてさらに、ライバルの多田選手がちょっと先行したんですよね。にも関わらず記録が出たと言うことは、やっぱり“自分の走り”にフォーカスしていった可能性がありますよね。勝ちたいということではなく、怪我もあったし万全の状態ではなく、逆に言うと本調子ではない、自分の状態が良くないということで力まず走れたことが一つのポイントだったのかなと思います。


今季、桐生選手のほかに日本人選手で100m10秒00台は5人もいます。
サニブラウン・ハキーム
山縣亮太
多田修平
ケンブリッジ・飛鳥
飯塚翔太
の5人です。
この中から、また9秒台が出そう。可能性は十分あると思いますし、ハイレベルな争いを期待したいです。