みんなが大好きなあのパンは誕生90周年!(2017/4/20)
木曜日は、「カルチャー」。
今日は、今年誕生90周年!というカレーパンをピックアップ。
まずは、日本カレーパン協会のウェブサイトに掲載されている「カレーパンランキング」現在のトップ3をご紹介します!
第3位『 たまとろメンチカレー(まい泉) 』
第2位『 カレーパン(ル・ジャルダン・デュ・ヴェール) 』
第1位『 もんこのイタリアンカレーパン(ROCCO/ロッコ) 』
日本カレーパン協会の「カレーパンの起源」によると、カレーパンは1927年に江東区森下にあった「名花堂 (現在はカトレア)」というお店が実用新案登録した洋食パンが“元祖”と言われることが多いようです。(※諸説ありますので、参考まで)
カレーパンの誕生が90年前だとすると、同じ年にあったことと言えば「英国放送協会(BBC)設立」「リンドバーグが大西洋の単独無着陸飛行に成功」「日本ポリドール蓄音機設立(国内でのレコード製造スタート)」「日本橋の三越呉服店で日本初のファッションショー開催」といったことがありました。
さて、今年で誕生から90周年というカレーパンですが、現在再びブームとなっているようです。
昨年の夏に初開催した「真夏のカレーパンフェスタ 2016」に続き、池袋西武本店では昨日から「春のカレーパンフェスタ in 池袋西武本店」がスタート!今回は、13店舗が21種類のカレーパンを販売しています。
今日はこのイベントをプロデュースしている「日本カレーパン協会」の会長で、これまでに4千個以上のカレーパンを食べたという佐藤絵里さんにお話を伺いました。
ここ2、3年カレーパンのブームが来ていると思います。昨年はなんと「くら寿司」で、シャリカレーパンというメニューも!まさかお寿司屋さんでカレーパンにお会いできるとは思いませんでした。また、形が実に様々なものが出てきまして、四角だったり、三角形、あとは今回のカレーパンフェスタにも出店している「東京マリオットホテル」のスティック状のものは、片手で持っても食べやすいという優れもの。
また中身も変わってきていまして、新横浜の「シャン ド ブレ(Champs de Ble)」の「牛すじコンカレーパン」は、牛すじにこんにゃくが入っていて、こんにゃくのコリコリと牛すじのコリコリ、両方の食感が楽しめます。また、春らしい「nemoカフェ」のチキンと春キャベツのカレーパンは、キャベツのシャキシャキとした食感が味わえるカレーパンとなっています。
さらに最近は健康志向のせいか、揚げてあるカレーパンはちょっと油っぽいということで、焼きカレーパンが増えてきています。このようにカレーパンは変化・進化していて、パン屋さんの方も、皆さんが普通のカレーパンだけでは物足りなくなっているので、様々な工夫を凝らしています。日本人は本当にマメで、そういう工夫を欠かさないな、と思いますね。
「春のカレーパンフェスタ in 池袋西武本店」は、西武池袋本店食品館 地下1階の特設会場で4月25日(火)まで開催中です。カレーパン好きの皆さん、ぜひ足を運んでみてください!