川崎フロンターレ、おめでとう!(2017/12/4)
月曜日は「スポーツ」
まずは週末に行われたスポーツの中から
番組が注目したスポーツニュースのTOP3から!
第3位【 J1昇格を決めたのは、名古屋グランパス! 】
第2位【 宮里優作、逆転優勝で初の賞金王に! 】
第1位【 J1優勝は、川崎フロンターレ! 】
今日は、週末に行われた国内サッカーを中西さんが振り返りました。
国内サッカーでは、きのうJ1昇格をかけたプレーオフ決勝戦が行われました。
J2年間3位の名古屋グランパス 対 年間4位のアビスパ福岡。結果は0-0のドローでしたが、規定により年間順位が上位の名古屋グランパスの昇格が決定。グランパスは1年でJ1復帰を果たしました。本当におめでとうございます!
今年のグランパスは、まさかのJ2降格からスタートして、よくここまで昇ってきたなぁ、と改めて感じますね。風間監督になって選手もかなり入れ替わった訳ですが、若い選手が多いので、これからの“のびしろ”もかなりあると思いますね。監督も「選手たちの成長がかなり早い。このチームはまだまだ伸びていく」とおっしゃっていました。
あとはガブリエル・シャビエルというすごい外国人選手もいますし、田口を中心に、来シーズンはJ1で風を吹かせよう…ということをモットーにやっていますが、風を吹かせる準備はできたんじゃないかな、と思いますね。
さ。そしてJ1なんですが、川崎フロンターレが大逆転優勝を果たしました。
川崎フロンターレはこれまで“シルバーコレクター”と言われていて、過去8回カップ戦やリーグ戦で決勝まで駒を進めているんですが、結局優勝できなかった…という経緯があり、クラブ創設から21年目での初優勝となりました。
今年のフロンターレは、元日に鹿島アントラーズに敗れ、アジアチャンピオンズリーグでも浦和に大逆転を許しています。そして、ルヴァンカップでも決勝でセレッソ大阪に敗れて…と、今年1年間だけをみても、フロンターレは何度も何度も心を打ち砕かれる場面に出くわしているんです。そこから、選手やスタッフたちは諦めずにここまで来たことが、この優勝に繋がったと思っています。
今回の優勝は「ミスター・フロンターレ」中村憲剛選手がいたことが非常に大きかったと思います。本人は「優勝できないのは自分のせいじゃないか」と感じることもあったとコメントしていましたが、やっぱり彼の人格と彼のプレーがあったからこそ、フロンターレはここまでこれたのだと思いますね。試合が終わった瞬間、ピッチにひれ伏して涙を流す光景は、多くの人の涙を誘ったと思います。中村憲剛選手、本当におめでとうございます!!
今回、会場にはシャーレがなかったんですが、フロンターレは「風呂桶」を用意していました。なぜ風呂桶なのかというと、川崎フロンターレはJリーグのチーム内で唯一“フロ”がつくチームだということで、こういったシャレの効いたものを用意したのだそうです。ちなみにこの風呂桶、一般にも発売されることが決定したようですよ。
川崎フロンターレの皆さんも、本当におめでとうございました!!
中西さんの思い入れの強い両チーム、来シーズンのますますの活躍に期待しましょう!