プラネタリウム最新事情!(2017/9/28)
木曜日は、「カルチャー」。
今日はまず、「どこで遊ぼう?がパッと決まる」遊び場探しサイト
『DEECE』の全国プラネタリウムランキングトップ3からご紹介!
第3位『 コニカミノルタプラネタリウム“満天”in 池袋サンシャインシティ 』(東京・池袋)
第2位『 コニカミノルタプラネタリウム“天空”in 東京スカイツリータウン 』(東京・押上)
第1位『 コスモプラネタリウム渋谷 』(東京・渋谷)
今日は、10月1日に福岡市中央区に開館する「福岡市科学館」の学芸員・丹野佳代子さんに、福岡市科学館のプラネタリウムをご紹介いただきました。
中西:オープン直前の忙しいときにありがとうございます。開館まであと3日、準備は万端ですか?
丹野さん:はい。館内全ての部署でオペレーションを繰り返して問題点を洗い出し、磨き上げて参りました。現在はグランドオープンに向けての最終調整、といったところです。
中西:福岡市科学館はプラネタリウムのほか、どんな要素がある施設ですか?
丹野さん:6階建ての複合ビルの3階から6階部分が科学館で、3階には企画展示室、4階には実験室や図書室、5階には“宇宙”“環境”“生活”“生命”などをテーマにした基本展示室、6階にドームシアターがあります。
中西:ドームシアター=プラネタリウムは“九州最大級”という触れ込みですが、どのくらいの大きさなんでしょう?
丹野さん:直径、端から端までが25メートルあります。
中西:映像は8K相当だそうですが、8Kで見る星空の映像はどのくらい綺麗なんでしょう?
丹野さん:はい。8Kはフルハイビジョンの25倍とも言われていて、数字でお伝えするのはなかなか難しいのですが、先日の内覧会では「おーっ」というため息や「キレイ!」という歓声がシアター内のあちこちから聞こえてきていました。
中西:以前のプラネタリウムは天井に星や星座のスライドを投射しただけのものでしたが、最近は映像技術も凄いものになっているんですか?
丹野さん:はい。レンズを通して星を映し出す、伝統的な光学式投影機もありますが、それに加えて先ほどもご紹介した8K相当のデジタル式投影機、この2つが福岡市科学館のW主役なんです。これにより、地上から見たキラキラと輝く美しい星空から、138億光年離れた宇宙の果てまでの、時空を超えたダイナミックな宇宙の旅をお楽しみいただくことができます。その他にも立体音響システム、LED照明によるイルミネーション、アロマ発生器など充実の装備で皆さまをお迎えいたします。
中西:今後は福岡市科学館をどんなスポットにしていきたいですか?
丹野さん:幅広い世代の皆さまに愛される施設になることはもちろん、毎日夜9時30分まで開館しておりますので、お仕事帰りにお立ち寄りいただける方も増えるのではないかと思っております。
お近くにお住まいの方はもちろん、今後福岡に行く予定のある皆さんも、ぜひ予定に加えてみてはいかがでしょう?
今日はプラネタリウムに関する話題をご紹介しました。