TREND EYES

月曜日は「スポーツ」

まずは週末に行われたスポーツの中から
番組が注目したスポーツニュースのTOP3から！

第３位【 谷原秀人、マスターズ出場確定！ 】

第２位【 センバツ高校野球史上初！2試合連続の引き分け再試合へ 】

第１位【 稀勢の里、奇跡の逆転優勝！ 】

そして今日はもちろん、大相撲春場所で見事逆転優勝を果たした、新横綱の稀勢の里にフォーカスしました。
2敗で臨んだ千秋楽、1敗の大関・照ノ富士と対戦。これを右からの突き落としで破り、13勝2敗で並んで、勝負は優勝決定戦へ。再び照ノ富士と取り組み、左手が万全でなく入り込まれたものの、土俵際で小手投げ。劇的な勝利で優勝を手にしました。

稀勢の里は今場所、新横綱というプレッシャーの中、順調に12連勝したものの、13日目の取り組みで救急車で搬送されるほどの大怪我を負いました。詳しい症状は伝えられなかったものの、テーピングのすごさからかなりの重傷であったのでは、と思われます。その後、14日目の横綱・鶴竜戦でも黒星となり2連敗となったものの、「最後までやりたい」と直訴し、千秋楽に出場。見事優勝を果たしました。新横綱が優勝したのは、1995年初場所の貴乃花関以来、22年ぶりのことだそうです。今回の稀勢の里の優勝について、中西さんはこうおっしゃっていました。

今回の優勝は、2001年の貴乃花関の優勝時に、当時の小泉首相が「怪我に耐えてよく頑張った！」と言った、あのときのことを思い浮かべる部分もあるんですけれど、本人は「今まで15年間の相撲人生とは全く違う場所。見えない力を感じた15日間だった。」とコメントしていますね。「見えない力」ということで言うと、1月27日に明治神宮で推挙式がありましたよね。そのときの新聞でも話題になっていましたけれど、土俵入りの際に風が舞ったらしいんですよ。宮司さんは「50年に一度吹く風ですね。神風です。」と話されていたそうで、本来とは反対の方向…本殿の方から風が吹いたんだそうです。そういう風が今回吹いたんじゃないかと言われていますけれど、ただまぁ、普通に戦っている人にはそういう風は吹かないでしょうし、昨日の取り組みを見ていても「何とかしよう」という思いが感じられました。これまで稀勢の里関の相撲を見てきて、どうしても最後のところで力を出せない部分が多々ありましたよね。それがこの15日間はずっと、横綱としての責任感のある戦いをしてきていて、最後に連敗をして。まぁ“開き直り”という訳ではないんですが、怪我で追い込まれた状況の中で、「見えない力」というのは、火事場のクソ力みたいに初めて発揮出来たのではないかと思います。それはもちろん、ここまで丁寧に頑張って努力してきたからこそで、地道に丁寧に進んでいくことの重要さを改めて知りましたね。

今日は、大相撲春場所で優勝を果たした稀勢の里関にフォーカスしました。

月曜日は「スポーツ」

まずは週末に行われたスポーツの中から
番組が注目したスポーツニュースのTOP3から！

第３位【 代表戦を欠場の長谷部、UAE戦に同行！ 】

第２位【 WBC侍ジャパン、準決勝の相手はアメリカ！ 】

第１位【 ジャンプ個人、葛西紀明が最年長表彰台記録を更新！ 】

そして今日は、いよいよ後半戦がスタートする、サッカーワールドカップ最終予選に臨む日本代表をチェックしました。
サッカー日本代表は、日本時間今週木曜日の深夜、ロシアワールドカップのアジア最終予選・UAE戦に臨みます。それに先立ち、先週の木曜日に日本代表の発表がありました。以下、中西さんのコメントです。

日本代表メンバーが発表されましたが、いくつかの驚きがありましたね。特に、ここのところ試合に出られていない本田選手、長友選手、そして宇佐美選手は代表に選ばれましたよね。調子の良い選手、試合に出ている選手を使うとハリルホジッチ監督はコメントしていましたが、その流れに反したような選手選考があって、そこに関しては、試合に出ていて結果も残している選手…例えば乾や南野、齋藤学が選ばれなかったことに関しては、
まぁちょっとどうなのかな、という感じもしないでもないんですが、おそらくハリルホジッチ監督は、自分のことをよく分かっているメンバーでやりたい、ということなんでしょうね。その理由は、前回のサウジアラビア戦からは4ヶ月も経っていて、今回は2､3日しか準備する時間がなかったこと、その短い時間の中で新しい選手を呼ぶことが危険だということ、過去のコンビネーションや自分たちが積み上げてきたものを優先しての結果だということは理解できますよね。
で、対するUAEはどうかというと、もう試合の1週間以上前から集まって合宿している状況で、かなり良い準備をしてくるでしょうね。ホームのゲームですし。

そんな中、日本代表一番の懸念事項といえば、長谷部選手が出られないということ。長谷部選手がどうなっているかというと、ケガをした膝を手術するか悩んでいるんですけれど、UAEにはもう行っているんです。で、向こうでハリルホジッチ監督と話をしなければならない、と。
で、このケガに関して、セカンドオピニオン、サードオピニオンの意見を聞きに行くこともひとつのポイントだと話をしています。サッカー選手にとって膝の手術というのはものすごくリスクがあることで、以前、長友選手も膝の手術をした方がよいと勧められた際も、手術はせずに保存したまま復帰し、結果そのままプレーできているという実績もありますので、そこに関してはセカンドオピニオン、サードオピニオンの意見を聞くことは非常に大事だと思いますので、そこは良いと思うんですが、今回は試合には出られませんよね。で、代わりに誰が試合に出るかとなると、やっぱり今野選手が今回招集されましたので、今野選手が出る可能性が経験値的にも高いかな、と思いますね。

日本代表はここまでの5試合を終え、3勝1分1敗勝ち点10でサウジアラビアと並んで2位なんですけれど、その下がオーストラリアとUAEの勝ち点9。つまり4位までの勝ち点1差の中に4チームがせめぎ合っていて、そんな中で4位のUAEとの直接対決ということで、もし負けてしまったら順位が入れ替わるんです。なので、どう考えてもこのゲームは絶対に負けちゃいけない試合なんです。アウェイですから。そういった中で日本は、ちゃんと勝ち点1が取れるか、というのがひとつのポイントだと思います。
僕自身もこの試合は非常に難しい試合だと思っていて、本田選手、長友選手、そして宇佐美選手あたりは試合に出ていませんから、誰を使うのか、どういった結果を残せるのかが重要になってきます。もし万が一この試合に負けるようなことがあれば、ワールドカップの出場に向けて“史上最大のピンチ”に陥る可能性もあると思いますので、良い準備をして欲しいですね。

サッカー日本代表のワールドカップアジア最終予選、アウェイのUAE戦は24日（金）午前0時30分キックオフ、ホームのタイ戦は28日（火）午後7時35分埼玉スタジアムでキックオフです。日本代表の活躍に期待しましょう！
今日は、サッカーワールドカップ日本代表の話題をお届けしました。

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番組が注目したスポーツニュースのTOP3！

第３位【 大相撲春場所、新横綱・稀勢の里は白星スタート！ 】

第２位【 史上初の50歳ゴールで“カズダンス”炸裂！ 】

第１位【 侍ジャパン、オランダ戦を制し無傷の4連勝！ 】

そして番組では、昨日行われたWBC（ワールド・ベースボール・クラシック）2次ラウンド・オランダ戦をピックアップしました。

きのう行われたWBC2次ラウンドE組、日本対オランダ戦。日本はオランダに8-6で勝ちました。
日本の先発は石川。2回に1点を先制すると、その裏に追いつかれ、3回に中田がWBC史上日本人初となる3戦連続となる3ランホームランで4-1。しかし、その裏で再び、バレンティンに同点の2ランを浴びて追いつかれます。その後、日本は5回に再度リードを奪うものの、9回に抑えの則本が同点打を浴びて、6-6となり延長戦へ。
延長11回から、大会史上初となるタイブレークに突入。このタイブレークとは、試合を早く終わらせることを目的に、人為的に走者を置くというもの。今回のWBCでは、延長11回以降「ノーアウト、1塁・2塁」から始めるというルール。その11回、中田がレフト前に勝ち越し2点タイムリーを放ち、勝負を決めました。試合時間は4時間46分、日本の継投は9人という死闘を制しました。
この熱戦について、中西さんはこうコメントしていらっしゃいました。

いやもう、この試合ずっと見てましたけれど、目が離せない！見ている方も疲弊したのは間違いありませんね（笑）。小久保監督も「執念」という話をしていましたけれど、今回印象に残ったのはやっぱり、中田翔選手のインタビューですかね。まず、3回の3ランに関していうと（ソフトバンク所属の）バンデンハークから打ったんですけれど「シーズン中は対戦打率が悪いので、ホームランだけ狙ってました。」って（笑）。言ってみたい！すごい、かっこいいね。で、11回の2点タイムリーに関しては鈴木誠也が「バントするので、あとは頼みます！」と中田翔に言ってきっちりバントを決めたので、「これはもう、先輩として打たなきゃいかんな」という話をしていましたね、ヒーローインタビューで。で、中田のヒーローインタビューがもう（深夜）12時を過ぎていましたので、「このあと遅いので、気をつけて帰ってください。」と試合を見に来た方のことまで気遣って終わったんですが（笑）いやぁ、素晴らしかったです！

このあとの侍ジャパンのスケジュールは、明日3月14日にキューバ戦、明後日3月15日にはイスラエル戦が控えています。まだまだ気の抜けない相手が続きますが、引き続き侍たちの活躍に期待しましょう！
今日は、WBCオランダ戦の話題をお届けしました。

月曜日は「スポーツ」

まずは週末に行われたスポーツの中から
番組が注目したスポーツニュースのTOP3から！

第３位【 ワールドベースボールクラシック、今日開幕！ 】

第２位【 長谷部誠、ブンデスリーガ日本人最多出場記録を更新！ 】

第１位【 高木美帆、スピードスケート世界選手権で日本人選手として17年ぶりの表彰台！ 】

そして番組では、Jリーグの第2節をチェック！そして、ワールドカップ最終予選を控えた、サッカー男子日本代表をピックアップしました。

2月末に開幕したJリーグ、おとといと昨日は各地で第2節が行われました。
J1で開幕2連勝を飾ったのは、横浜F・マリノス、FC東京、ヴィッセル神戸、ベガルタ仙台の4チーム。中西さんは「FC東京は良いスタートを切りましたねー。そして、ピーター・ウタカ獲得ということで、これは一気に優勝候補に浮上してきたと言って良いかもしれませんね。」とおっしゃっていました。
そして、開幕戦で勝利を飾れなかった昨年優勝の鹿島と2位の浦和については、「第2節はともに勝ちましたね。鹿島は苦しい試合でしたけれどね。レオ・シルバが素晴らしいミドルシュートを決めて！アディショナルタイムにPKを取られましたけれど、そのときにメンバーを変えたんですよ。どういうことかというと、少し時間を作ったということで、あれで若干ナーバスになっていたと思うんです。そういった選手交代の妙もあったと思いますが、あれでもし引き分けになっていたら、鹿島としてもかなりダメージがあったと思うので、やっぱり鹿島はこういうところが勝負強いと思いました。」とお話くださいました。

そして、今月下旬から始まるワールドカップアジア最終予選について、中西さんはこうおっしゃっていました。

日本は5試合を終えて、まぁ良い位置にはいますが、おそらく後半戦の最初の試合、3月23日のUAE戦がこの最終予選の明暗を分けることになるのではないか、というくらい大事な試合です。アウェーでの試合ですが、ここでしっかり「勝ち点3」が欲しいところですね。
そして、そのあと3月28日にホームで行われるタイ戦。この2試合の代表メンバー発表がおそらく3月16日くらいかな、と思います。Jリーグのチームは3節くらいまで試合をみると思いますが、海外組は、今節辺りでメンバーをほぼ決めていかないとならないかな、と思いますね。で、何が今回難しいかといいますと、本田圭佑選手、長友佑都選手、香川真司選手はなかなか試合に出られていません。ここでこの3人を使うかというのは、ハリルホジッチ監督もかなり悩んでいると思います。そして清武選手もケガをしていますので、なかなか難しい状況です。
で、誰を代わりに使うかというと…代わりというのも失礼なんですが、大迫選手は試合にも出ていますし、久保選手は4点目を取りましたから、そういう意味では久保選手がトップ下に入る可能性もあると思います。あとは、岡崎選手も復調して試合に出始めていますから、この辺がフォワードの中心になっていくと思います。
そして2列目なんですが、ここが難しい！原口は良いと思いますけれど、あとは南野もかなり調子が良いので呼んで欲しいですね。それと齋藤学の切れ味は相当なものですから、ここも十分選ばれる可能性があると思います。あとは乾と武藤、このあたりも呼んでも良いのではと思いますね。もしくは中村憲剛！ベテランですし、選択肢としては十分にあると思います！

今日は、ワールドカップ最終予選を控えたサッカー男子日本代表の話題をお届けしました。