ラップシンガーDAOKO 高校3年間は顔を出さずにライブ(2016/9/21)
水曜日に取り上げるのは「音楽」のトレンド。
今月のクロノスレコメンドソングを歌うDAOKOさんのインタビューと、「ローチケ HMV」20日22時時点の音楽CD売れ筋ランキングをご紹介します。
第3位 『恋』 星野源
星野源さんの新曲「恋」は、本人も出演するドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌となっています。発売は10月5日ですが予約注文で人気が集まっています。
第2位 『N album』 KinKi Kids
今日21日リリースとなった、KinKi Kidsの15枚目のアルバム。今回のアルバムには、THE YELLOW MONKEYの吉井和哉さん、Base Ball Bearの小出祐介さんが参加、ほかにも堂島孝平さんなどが協力しています。
第1位 『Fantome』 宇多田ヒカル
来週28日にリリースされる、宇多田ヒカルさんの8年ぶりとなるオリジナルフルアルバムです。アルバムには同じ時期にデビューした椎名林檎さんとデュエットした新曲も収録されており、豪華な1枚となりそうです。
◆DAOKOさんインタビュー
中西 19歳ですよね、なんだろうこの落ち着きは。
DAOKO 19歳ですね、来年20歳になります。
中西 普段は朝は何をされていますか?
DAOKO 結構、朝まで作業をしていることが多いので、6時台に寝ることもわりとあります。なので今日は朝なのにシャッキリしている自分に驚いています。
◆プロフィール
1997年生まれ。19歳のラップシンガー。
15歳の時にニコニコ動画へ楽曲を投稿したのをきっかけに、女子高生ラッパーとしてインディーズシーンで活躍。その独特の世界観が話題をよび、多くのクリエイターとのコラボレーションが実現。映画の主題歌や挿入歌、日本アニメの見本市などで抜擢され、世界各国からも注目を集めています。
昨年3月、女子高生にしてアルバム『DAOKO』でメジャーデビュー。先週発売されたトリプルA面シングルの一曲「BANG!」が今月のクロノスレコメンドソングとなっています。
◆15歳でニコニコ動画に投稿、始めはボーカロイドから
−−"15歳の時にニコニコ動画に楽曲を投稿"とありますが、そのときはどんな曲を投稿しましたか?
DAOKO 当時、ボーカロイドがすごく流行っていたので、ボーカロイドのラップアレンジというところから投稿を始めました。
−−それが自身もラップを始めたきっかけになるんですか?
DAOKO そうですね。オリジナル楽曲を作るまえに、アレンジした曲を作ることから始めました。
−−ニコニコ動画ではどんな反響がありましたか?
DAOKO 最初は辛辣でしたよ。当時は女性ラッパーもあまりいなかったので、物珍しかったのか注目はしてもらえてはいました。その一方で辛辣なことも言われたりしました。でもそれがあったから…
−−高校生だった3年間、インディーズシーンではどのような活躍をされていたんですか?
DAOKO アルバムを3枚、3年間、1年に1枚ずつ出していました。楽曲作りを中心としながら、土日の学校が休みのときにライブをしていましたね。
ライブも帽子を深く被って、顔を出さずにかげを作る感じで、照明も落としてもらったり、気をつかってもらってました。
−−自分の声がどんどん拡散されていくというのはどんな気持ちですか?
DAOKO 早熟というか、デビューしたのが15歳と早かったので、実感するのに時間がかかりました。
−−でも落ち着いてらしゃいますよね。
DAOKO ある程度自分のことを俯瞰で見ていたり、一歩引いて見ていたりもしていたので、もっとつながりたいとも思っていました。