ビジネスマン、OLのネタ帳になるトピックを、毎日お届け!キャッチアップしておきたいトレンドをランキング形式で紹介しながら、毎日ひとつの話題にフォーカスしていきます。

エッセイ本を出版した10歳の少年にインタビュー!(2016/8/18)

カテゴリー:1113
null

木曜日は、「カルチャー」。


今日は、紀伊國屋書店の和書一般
8月15日付、デイリーベストセラーランキング
トップ3をご紹介!



第3位『 鋼のメンタル/百田尚樹 』新潮社

「打たれ強さ」は鍛えられる!ベストセラー作家が明かす、最強のメンタルコントロール術。


第2位『 コンビニ人間/村田沙耶香 』文藝春秋

コンビニでアルバイトをする、彼氏なし36歳未婚女性が新入り男性に生き方を否定され…。「普通」とは何かを問う、芥川賞受賞作。


第1位『 過去とりどりの物語/戸田冨美子 』文芸社

「先祖供養の旅をしませんか」で始まった旅と80年あまりの人生を綴った半世紀。



そして今日は、サンマーク出版からエッセイ本『見てる、知ってる、考えてる』を出版した10歳の少年、中島芭旺くんのインタビューをご紹介しました。
学校でのいじめをきっかけに不登校となった芭旺くんは自宅学習をスタート。9歳からひとりで著名人のセミナーに出かけるようになりました。
そしてある時、本を出すことを決意。お母さんのFacebookアカウントから出版社にメッセージを送り、それが今回の刊行につながりました。


中西さん:どうして本を出版しようと思ったんですか?


芭旺くん:特に理由はなかったんですが、後付けするならば“ゲームの課金をしたくて、お金を稼ぎたかったから”という感じの思考かもしれません。

中西さん:「本を出そう」という思考は、普通の10歳にはなかなか持たないと思うんですが、これはどうしてそういうことになったんですか?


芭旺くん:堀江貴文さんがFacebookで「自分の経験を商品にする」という投稿をしていたので、「じゃあ、本を書けばいいのかなぁ」という風になりました。

中西さん:なるほど。いろんな経験をしたから、それを本にしてみようと。それを文字にしてどうなりましたか?


芭旺くん:自分を知ることが出来て、自分が何をしたいのかも分かりました。

中西さん:この8番目のやつ、“悩みってその人の宝物で、その人から奪っちゃいけないと思うんです。現実って、その人に必要だから起こっていることだから”という一文。なぜ自分で悩みが宝物だ、と思えたんですか?


芭旺くん:悩んでいたから色々なことに挑戦できたし、悩んでいたおかげで色々な人に会えたので…。

中西さん:芭旺くん、すごいね!それはなかなか考えられないことですよ。じゃあ、芭旺くんも悩んでいたんですね。芭旺くんは何に悩んでいたんですか?


芭旺くん:学校でいじめられたり、学校の教育の強制する形がイヤだったり、それで悩んでました。それで“学校に行かない”という選択をしました。そのおかげで今この場にいたり、本を出したり出来ている訳です。

中西さん:自宅で学んだり、セミナーに出かけたりする生活はどうですか?


芭旺くん:楽しいです。

中西さん:セミナーには自分で申し込んで、自分ひとりで行くんですか?


芭旺くん:ほとんどの場合はそうです。

中西さん:どんな人のセミナーに参加してみたいですか?


芭旺くん:ありのままに生きている人。“自分”である人。誰かになりきったりしない、そんな人のセミナーに参加したいです。

中西さん:色んな人と話す機会が増えたと思いますが、人と付き合うことは好きになってきましたか?


芭旺くん:はい!上手く話せるようになって、話すことが好きになりました。

中西さん:この本はどんな人に読んで欲しいですか?


芭旺くん:昔の僕みたいに、今の学校の教育方法がイヤになっている子どもたちに見て欲しいです。

芭旺くんのインタビューを振り返って、中西さんは「いやぁ…僕、自分は大丈夫かな、って思いましたよ!(笑)彼の素直な部分が逆に僕らの琴線に触れるところもあって…。これはまた何か新しい発見が出来そうな本だと思うので、良かったら手に取ってみてください!」とおっしゃっていました。
今日は「紀伊國屋書店の和書売り上げランキング トップ3」と、中島芭旺くんのインタビューをご紹介しました。