イングランド・プレミアリーグの暫定順位トップ3(2016/5/2)
月曜日は「スポーツ」
今日は、サッカーの母国・イングランドの
プレミアリーグに関するランキングをご紹介!
第3位【 アーセナル 】勝ち点67
第2位【 トットナム・ホットスパー 】勝ち点69
第1位【 レスター・シティ 】勝ち点77
こちらは、今日未明に終了したプレミアリーグ第36節、1試合を残した暫定の順位トップ3です。
岡崎慎司選手が所属する首位、レスター・シティは日本時間の昨夜、アウェーでマンチェスター・ユナイテッドと対戦しました。勝てばリーグ優勝、引き分け以下の場合は日本時間の今日行われる、チェルシー対トットナムの試合結果により優勝が決まる状況。
対するマンチェスター・ユナイテッドは、リーグ4位以内でシーズンを終えれば、世界最高峰のリーグ、ヨーロッパ・チャンピオンズ・リーグの来シーズンの出場権が得られるというこの試合。過去リーグで20回優勝した強豪のホームゲームということで、かなり厳しい試合が予想されましたが、結果は1-1の引き分け。レスター・シティの優勝決定は持ち越しとなりました。
レスターは1884年にチーム設立。これまで130年以上にわたる歴史がありますが、トップリーグでの優勝経験はゼロ。昨シーズンは10年ぶりにプレミアリーグに復帰したものの、結果は20チーム中14位でどうにかリーグに残留しました。
そして、今シーズンから岡崎選手が加入。さらに名門・チェルシーを率いた経験を持つラニエリ監督が就任しました。とはいえ、今シーズンは監督自ら「残留と勝ち点40」を目標にしていた状況。地元・イングランドのブックメーカーによるレスターの今シーズン開幕前の優勝予想オッズは5001倍!こうした評価の中から快進撃をみせてきました。
中西さんはレスターについて「このチームは今まで他のチームで苦労してきた選手たちが集まって成り立っているチームなので、みんなここまでの自分を見返してやりたい、という思いが強かったと思うんですよね。岡崎選手に関しては、これまでヨーロッパでFWで点を取れない選手は何となく評価が低い…というのが当たり前だったんですが、そういった価値観を変えてくれましたよね。これまでは岡崎選手が点を取れないと、何をやってるんだ!ということになっていたと思うんですが、やっぱりチームが勝つことが一番大切じゃないですか。そんな中、バーディーは今季22得点取っているんですけれど、その相棒としてとてもはまっていると言われていますね。」とおっしゃっていました。
ちなみに、ラニエリ監督に関してはこんなエピソードがあるそうです。ラニエリ監督の今年の年俸が約2億4千万。そして契約時、優勝ボーナスをつけるよう交渉したそうです。その額なんと7億8千万!!中西さんは「どうせ優勝しないからいいよって思っていたと思うんですけれど…。しちゃいそうですねぇ、優勝!これすごいよね(笑)まぁ、そういったことが起こり得るんですよ。プレミアリーグは世界で一番お金が集まっているリーグですからね。そこで勝つのは本当に大変だと思いますよ。これはまさに“ザ・シンデレラストーリー”なんです。」とおっしゃっていました。
今日は、イングランド・プレミアリーグの暫定順位トップ3をご紹介しました。