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今年のクールビズは清涼ジャケットで節度あるフォーマルスタイルに(2016/5/10)

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火曜日は「ビジネストレンド」をご紹介。


今月から、今年も企業や役所で「クールビズ」がスタートしました。すっかり定着したこの習慣、ファッション業界にとってはクールビズ商戦ということで様々な提案を始めています。
そこで今朝ご紹介するのはこちら。


「日本橋タカシマヤに聞いた クールビズの人気商品 トップ3」
今年の夏は暑くなるとの気象予報も出ています。やってくる夏を乗り切るための人気クールビズファッションのランキング。ぜひ参考にしてみてください。





第3位 【 タカシマヤ「スムース・ジャージージャケット」 】

超長綿という細くてしなやかな繊維などをブレンドした、軽いジャージー素材のジャケット。裏地も省いているので、セーター1枚と同じくらいの軽さ。暑いときは丸めてカバンに入れてもシワにならない手軽さで人気です。
お値段、税込み38,880円



第2位【 タカシマヤ「クールドッツジャケット」 】

記事に細かい穴があいていて通気性が良く、ナチュラルな感じでありつつも、張り感があるのが特徴。こちらも1着300gを下回る軽さで、カバンに入れてもシワにならないとのこと。カバンに入れられるジャケットというのが、最近のクールビズのポイントとなっているようです。
お値段、税込み49,680円



第1位【 タカシマヤ「和紙混 鹿の子ジャージージャケット」 】

タカシマヤのバイヤーが美濃和紙を使い開発した清涼ジャケット。和紙特有のさらっとした肌触りで、軽い着心地。薄いジャージー素材なので、ストレッチ性もあり、さらに吸水速乾、汗の臭いも消す機能も兼ね備えています。
お値段、税込み54,000円



◆暑い夏も清涼ジャケットで「きちんと感」を演出

ここ数年、クールビズよりもさらに軽装を推奨するスーパークールビズの影響で、カジュアル化が行き過ぎた感じがあったため、今年は「節度のあるフォーマルスタイル」へとシフトしているとのこと。ポロシャツにサンダルというものも提案されていたこともありましたが、今年は、ジャケットをしっかり羽織る、清涼スーツでネクタイを締める、といったスタイルがトレンド。
「きちんと感」「かっこよさ」が求められているそうです。


人気の価格帯は、ジャケットは5万円台、スーツは8万円台、シャツは1万円後半と「ちょい高」が人気だそうです。


紳士服の売り上げは下がってきているそうですが、クールビズで、カジュアルではなくフォーマルなスタイルが再注目されています。
いま、ビジネスシーンでお金を使う中心層は50代前半。この年代の方はバブル期を経験しており、ファッション情報やこだわりを持っている人が多く、ファッション業界としてもこの年齢層をいかに取り込めるかがカギとなっているのだそうです。

トレンド・アイズ。今回は「クールビズのトレンド」をご紹介しました。