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なでしこジャパン、リオ五輪出場なるか?!(2016/3/7)

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月曜日は「スポーツ」


今朝は、苦戦が続いていますサッカー女子日本代表に関するランキングです。


第5位【 日本 勝ち点1 】

第4位【 韓国 勝ち点2 】

第3位【 北朝鮮 勝ち点5 】

第2位【 中国 勝ち点7 】

第1位【 オーストラリア 勝ち点9 】

こちらはリオデジャネイロ・オリンピック アジア最終予選ですね。
参加6カ国のうち、出場の可能性が残っている国の現在のランキングです。
5試合ある中で3戦が終了して、勝ち点0のベトナムは敗退が決定です。
改めて言いますと、最終予選は6つの国のうち2つの国しか出場権が与えられません。
非常に厳しい状況なんですが、わずかながら可能性はあります。


日本が出場できる可能性です。
残り2試合、今日は連勝が必要です。
現在2位の中国が韓国、オーストラリアに2連敗の上、現在、中国がプラス3、日本がマイナス3の得失点差をひっくり返すことが必要となります。
さらに、3位の北朝鮮が今日のオーストラリア戦で引き分けか負け、4位の韓国が明後日のベトナム戦で引き分けか負け。


以上がオリンピックへの進出条件ということで、どれも落とすことができません。


今日まず、日本の試合前に、韓国対中国があるわけですが、中国が勝ち点1でも取ると、日本は届かなくなるので。勝ち点8ですから。
そこでもう韓国に中国が負けないと、試合前に敗退が決定という非常に厳しい状況になっています。


今回、この3戦を見て、ほとんど共通している問題点があるんですけど、それは、ボールを持って攻める時に、後ろのディフェンスだったり、ゴールキーパーも含めてですね、ボールを前に運ぶ時にリスクをおかせてないんですよね。
どういうことかと言うと、自分たちがボールを持っている時に、横パスとバックパスが非常に多くて、そうなると、なでしこの攻撃の中心は宮間と大儀見なわけですから。
で、宮間と大儀見選手にはかなり厳しいマーク、ボール持った時にすぐ2人で囲むとかっていう状況を作っているわけなんですけど、相手のチームもどういう経路で彼女たちにボールが入っているかっていう研究はしてます。
それを打ち破るためには、やはり今言ったように、後ろの選手が早めに縦にボールを入れて、まだ攻撃の選手にマークがついてない時、宮間と大儀見にマークがついてない時に、早めにボールを前線に入れることがすごく重要なんですけど、そこが圧倒的に遅いですね。


実際、金曜日の中国戦の時も、1点目の失点のシーンを思い浮かべて欲しいんですけど、川村選手がバックパスして、キーパーとの間でボールをかっさわれて、シュートを決められたんですけど、あの場面も、ボール、前に出せるんですよね、はっきり言って。
前向けばいいんですから。前にプレッシャー来てなかったんで。
そういう状況が非常に多かったですよね。
実際、その失点の後は、すごいアグレッシブにボールを前に出せるようになって、開き直ったんですけどね。
そういう開き直りができなかったのが非常に大きいでしょうね。


世代交代ということも言われていますが、世代交代、世代交代と言っても、やるのは選手ですから。
いくら監督や周りがどう言っても、若い選手たちが、自分たちが今いる選手を超えていかなきゃいけないという気持ちがなければ難しいですからね。
そういう意味じゃ、世代交代ができなかったと言ってらっしゃる方もいらっしゃいますが、それよりもまず、若い選手たちが、自分たちがこの世代を超えていくんだという強い気持ちがなさ過ぎますね。はっきり言って。


だから今回の…、まだ負けたわけじゃないですが、これをきっかけとして、どうやってチームが変わっていくかということがすごく重要で。
佐々木監督が退任するという話も出てますが、佐々木監督が世代交代できなかった理由というのも一つあって、結果を出し続けているチームだからこそ、やはり経験に頼らなきゃいけない。
で、しかも3大会連続、世界大会の決勝まで行くのは超快挙ですよ。はっきり言って。
そこがあったわけですから、僕は責めるわけにもいかないと思いますし、高倉麻子さんが今度、新しい監督になるんじゃないかと言われていますけど、彼女は若年層の代表を率いて、かなりいい成績をおさめていますし、そうなれば適任ですけど。


まずはまだ2試合あるわけですから、今日のベトナム戦をしっかり点差をつけて勝って、最後、北朝鮮に何としてでも勝って欲しいですよ。
もし、これで予選を落ちるのであれば、何人かの選手が代表引退という可能性もありますし、そういう意味でも、この2試合、今後のなでしこジャパンのためにも、結果、そして先ほど言ったように、前に行く。
パスは未来に出さないと、未来は変わらないので。
前にボールを出すような試合を今日は期待したいです。