こんなのあったね!名言アワード2016(2016/12/12)
月曜日は「スポーツ編」
あなたにとって2016年はどんな年だったでしょう?
記憶とともに名言あり!世の中を力づけ
考えさせてきた名言の数々で
2016年をプレイバックしていきましょう!
今日ご紹介するのは「スポーツ部門」
毎朝、名言とともに目覚めていた
リオ・オリンピック、パラリンピック!
カープ女子大興奮!大谷翔平選手が記録を量産した
プロ野球などなど、たくさんの感動シーンがありました。
番組のFacebookページにアップされた
8つの名言から、皆さんが選んだのは誰の言葉でしょう?
第3位【「もし私が泣いたら、彼女がもっとつらくなってしまう。だから私は唇を噛んででも、泣くわけにいかなかった」卓球・福原愛 】
第2位【「努力は嘘をつく。でも無駄にはならない」フィギュアスケート・羽生結弦 】
第1位【「僕にとって3000という数字よりも、僕が何かをすることで僕以外の人たちが喜んでくれることが、今の僕にとって何より大事なこと」マーリンズ・イチロー 】
以上、番組放送時点でのトップ3をご紹介しました。
そして、スタジオには名言ハンターの大山くまおさんをお迎えして、お話を伺いました。
中西:現時点のトップ3をお聞きになって、いかがですか?
大山:やっぱり今年はリオ・オリンピックがとても印象的だったんですが、イチロー選手も強いですね。イチロー選手がこの言葉をおっしゃったときのニュースの映像を見ると分かるんですが、あのクールなイチロー選手が泣いているんですよ、このとき。目に涙をいっぱいためてこの言葉をおっしゃっている…このことがすごく胸に響きました。いつもはあんなにクールでちょっとシニカルなところのあるイチローさんが、あんなに感動の面持ちでお話しされている。これがたぶん、皆さんの胸にも響いたのではないでしょうか。
中西:番組のFacebookページには8つの名言がアップされていますが、大山さんが特に推したいのはどれでしょう?
大山:はい。広島東洋カープ・新井貴浩選手の名言「本当にちょっと年はいってますけど、1試合1試合がむしゃらに泥だらけになってやろうと思ってました」です。
やっぱり今年のスポーツのトピックといえば、広島東洋カープの大旋風ですね。その中で、MVPを獲得した新井選手はもうベテランなんですが、とっても愛されている選手です。実直で面白いところもある…ちょっと天然なところもあるんですが、その選手が語る“がむしゃらに”“泥だらけに”という、一番愚直で地道な、根本的な努力を怠らない姿勢が表れたこの言葉だと思い、選ばせていただきました。
中西:“スポーツ”と“名言”はとても強い関係にあると思いますが、その特徴はどんなことでしょう?
大山:アスリートの方たちは実績が目に見えるので、言葉にものすごく説得力があるんですよね。あとは、ちょっと前までアスリートの方の言葉は“本能”っぽかったんですよ。例えば、北島康介さんの「チョー気持ちいい」とかですね。でも、最近は皆さんものすごく理性的で、しっかりした言葉を話すようになっていますね。
中西:いま大山さんが一番“名言”を期待しているアスリートは?
大山:ふたりいまして、ひとりは羽生結弦選手。きのうのグランプリ・ファイナルで「誰にも追随できない羽生になりたい。」とおっしゃられたんです。これはもう“天才”の域に入っていますね!
もうひとりは大谷翔平選手です。こちらは「期待は応えるものじゃなくて超えるものだ。」とおっしゃられたんですが、こちらもやはり“天才”の域なので、このふたりの言葉にはこれからも注目していきたいと思います。
皆さんいかがでしたか?明日も大山くまおさんをお迎えして『こんなのあったね!名言アワード2016』をご紹介します。明日は「社会部門」です。お楽しみに!