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番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2015/9/4)

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金曜日は番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする「ウィークリーパーソン」!ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。


今週、番組ではこの4組をピックアップしました。



◆プレーオフ進出を目前に今季5度目のメジャー昇格を果たした、MLBブルージェイズの川崎宗則!

◆U18ベースボールW杯初優勝へ向け勝利を重ねる、U18日本代表!

◆サッカーW杯アジア2次予選のカンボジア戦に勝利した、サッカー日本代表!

◆プロ野球史上5位の速さで1000本安打を達成した阪神の助っ人、マット・マートン!

番組ホームページでの皆さんの投票では野球のU18日本代表が注目を集めていますが、今週中西さんが注目したのは…


サッカー日本代表

3日木曜、埼玉で行われたサッカーW杯アジア2次予選E組、日本vsカンボジアの試合は3-0で日本が勝利しました。


FIFAランキング58位の日本が180位のカンボジアに勝ちました。ただ、6月16日のアジア2次予選初戦のシンガポール戦でまさかのスコアレスドローだった日本代表、問題点を修復して勝ち切れるか不安を抱えながらの一戦でした。


試合を終えた後の本田選手のコメントです。


本田圭佑選手:ひとつは試合に勝ててほっとしている。もうひとつはもう少し良いサッカーができたんじゃないかなと、もう少しチャンスを活かすことができたんじゃないかなと。3点じゃなくて、4点、5点、6点というものをファンのみなさんに見せたかったというのがもうひとつの気持ちです。決定力と言ってしまえばそこでおしまいになってしまうんですけど、もう少しチャンスの作り方というのが、まだシンガポール戦に続いて工夫が、もうひとひねりほしかったというのがあるんで。それが多くチャンスを作れなかった一つの原因かなと思います。


本田選手の言うとおりですが、あとはシュート34本打って3点しか取れなかったということが新聞各紙で話題にされています。決定力不足どうこうではなく、試合の中でどうやって(相手の守備を)崩すのかというビジョンがまだしっかりできていないところが大きいかと思います。


まだW杯2次予選、このあとW杯までは3年あります。そこでもうすでにそういう(決定力について)話をする以前にやることがあると思います。例えば、国内組と海外組の融合もそうですし、あとは競争です。競争しない組織は衰退していくわけですから、その意味では世界ランキング180位の相手にベストメンバー、ほぼベストメンバーで行くのはどうかとも思います。


これから日本代表が成長していく組織になるためには、まずはやはり競争が必要です。監督がシンガポール戦を0-0で引き分けたことでそんなに強くない国なのかと思ってしまった部分があると思います。選手たちももちろん奮起を促したいとは思いますが、それ以前に監督が恐れずに若い選手を使ったり、いろんな選手を使ったりしていくことでチームは成長していきます。次の試合では選手も躍動してほしいですし、監督の采配ももう少し競争心を煽るものを期待したいですね。


3日のカンボジア戦、ハリルホジッチ監督がベンチの前に立って選手がシュートを外すたびに「なにをやってるんだ」というジェスチャーを取るのをずっと見ていると、選手たちにしてみるとストレスなんですよね。そんなストレスに負けるなと思うかもしれませんが、監督のジェスチャーをみると選手たちもだんだんと委縮してしまいます。シュートを外しても、教えているのは監督じゃないかと思うところもあります。



今週のウィークリー・パーソンは、サッカーW杯アジア2次予選のカンボジア戦に勝利したサッカー日本代表に注目しました。