番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2015/9/18)
金曜日は、番組がその週で最も注目した人物に
フォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。
今週は、この4組をピックアップしました。
■ペナントを制し福岡に歓喜をもたらした、福岡ソフトバンクホークス・工藤公康監督!
■1強時代の到来?全米オープン決勝でフェデラーを下し優勝した、ノバク・ジョコビッチ!
■後半アディショナルタイムの劇的ゴールでガンバ大阪をACLベスト4に導いた、米倉恒貴!
■来春に全国5都市で初の日本ツアーを行うことになった、バーチャルシンガー・初音ミク!
facebookページでの皆さんの投票は1位が工藤公康監督、2位がノバク・ジョコビッチとなっていましたが
今週、中西さんが注目したのは…
福岡ソフトバンクホークス・工藤公康監督!
優勝へのマジックナンバーを「1」としていた福岡ソフトバンクホークスは、昨日、ホームのヤフオクドームでの西武戦に5-3で勝利し、2年連続のリーグ優勝を決めました。2年連続17度目のパ・リーグ制覇。9月17日の優勝決定はリーグ史上最速です。
就任1年目の工藤公康監督は、昨日の残り16試合の時点で貯金「47」、2位の日本ハムに14.5ゲーム差をつける圧倒的な強さを発揮し、史上初の貯金50台での優勝も見えてきました。
優勝を決めた昨日の試合でも、今季のホークスを支えた選手が躍動しました。先制点は初回、4番キャプテン・内川のタイムリー。そして4回には松田と長谷川の2者連続ホームラン。投げては武田が要所を締めるピッチングで、最後は守護神のサファテがピシッと締めました。
トリプルスリー目前の柳田はもちろん、昨日の優勝監督インタビューで工藤監督は、内川・松田・長谷川らの名前を挙げて「頼もしい選手に恵まれて、僕は幸せです。」と前置きしたあと、今季主将の大役を任せた内川について「本当に辛いところを、彼ひとりに背負い込んでもらった部分もある。4番として、キャプテンとして苦しい思いをたくさんしたと思うが、今日の優勝で彼の思いが少し救われたかな、と思います。」とコメントしていました。その内川選手も、9回の守備のときすでに泣いていましたね。
また、工藤監督自身も「地元で、多くのファンの方の前で優勝することができて本当に嬉しいんですけれど、心のどこかではちょっとホッとしています。」と、心の奥にあったプレッシャーを垣間見せていました。
中西さんは「僕は、工藤さんが現役を引退したあとずっと一緒に仕事をさせてもらって来たんですが、昨日のインタビューでもそうだったんですけれど、工藤さんは自分のことはさておき、チームがうまくいくために自分が何をすべきかを考えている、ものすごい“気遣いの方”なんですね。なので、選手たちともしっかり対話しながらチームを作り上げていくというスタイルで、二軍に目を配ったり、調子の良い選手をあげるのではなく、調子の良くなってきそうな選手を一軍に引き上げたりと、選手のバイオリズムを考えながら采配をふるっていたと思いますね。」とおっしゃっていました。
圧倒的な強さでペナントを制した福岡ソフトバンクホークス。日本シリーズへの進出を争う「クライマックスシリーズ」には、10月14日に開幕するファイナルステージから出場し、2年連続7度目の日本一を目指します。
今週のウィークリー・パーソンは、2年連続のリーグ優勝を史上最速で決めた、福岡ソフトバンクホークスの工藤公康監督に注目しました。