全国映画観客動員ランキング トップ5(2015/8/13)
木曜日は、「カルチャー」。
今日は先週末、8月8日(土)と9日(日)の全国映画動員ランキングトップ5をご紹介!
第5位『 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 』(公開2週目)
第4位『 ミニオンズ 』(公開2週目)
第3位『 BORUTO ボルト -NARUTO THE MOVIE- 』(公開1週目)
第2位『 ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション 』(公開1週目)
第1位『 ジュラシック・ワールド 』(公開1週目)
以上、先週末の全国映画動員ランキングトップ5でした。
上位に公開1週目の3作品が並びましたが、今日はスタジオに映画ライターのよしひろまさみちさんをお招きして、今年の夏映画の見どころについて伺いました。
高橋:まずはシリーズ5作目、2位にランクインした『 ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション 』今回は無国籍スパイ組織によって、主演のトム・クルーズ扮するイーサン・ハント所属のIMFが解体の危機に陥る…というストーリー。
私も観たんですが、最初から最後まで息もつかせぬ展開!という感じでしたが、いかがでしたか?
よしひろ:このシリーズは、回を重ねるごとにスピードがあがっている感じがするんですよ。今回トムさんは「あなたがそこまでやる必要、どこにあるんです??」というくらいのスタントを見せてくれることが、このシリーズの醍醐味となっているんですね。
高橋:先日の来日記者会見で「この映画では、これまでやらなかったこと…エアバスの宙づりやレーシングバイクの運転、素潜りのシーンも、それぞれの分野で桁外れの才能を持つスタッフに学んでやり遂げることが出来た。」と語ったトム・クルーズ。本当にすごいアクションでしたよね!
よしひろ:公開前から飛行機のアクションが一番の目玉だと言われてきましたが、さすがに飛行機に飛び乗るのはあのジャッキー・チェンですらスニーカーだろう、と、マニアの間で言っていたのに、今回のトムは革靴なんですよ。いや、おかしいだろって(笑)。この映画はそういうアクションシーンを惜しげもなく出してくるという。ご覧になっていただけると分かるんですが、飛行機のシーンなんて本当に冒頭ですからね。車のアクションも、カサブランカをめちゃくちゃにしていますが、あれ、自分で運転していますからね。一緒に乗っていたサイモン・ペッグが「意外と安全運転だった。」って言っていたという(笑)。
高橋:そして1位の『 ジュラシック・ワールド 』ですが、こちらは「ジュラシック・パーク」に代わってオープンした「ジュラシック・ワールド」で、遺伝子操作により凶暴で高い知能を持った新種の恐竜が作り出されてしまう、というストーリー。
こちらは私、週末に観に行くのであまり詳しく聞きたくないんですけれど、14年ぶりの新作ということで、CG技術も進化しましたし、恐竜の迫力はすごいんじゃないですか。
よしひろ:このシリーズ1作目の恐竜とは全く別の恐竜が見られると思ってください。あの頃の恐竜って“遠写”なんですね。とっても遠いところから写して「わぁ、すごい!恐竜の世界が…」という感じだったんですが、今回は目の前まで来ますので(笑)。目の前まで来ているのに、CGだと思えないんです。3Dで見たら本当に目の前まで来ますから。私、3回くらい飛び上がっていますから。「うわっ、うわっっ」って。
高橋:今回は3Dだけではなく「MX4D」というフォーマットでの上映もあるそうですが、これはどういったシステムなんですか?
よしひろ:これは「アトラクション・ムービー」と同じだと考えていただければ。例えばパークを回っているときの振動であったり、水の中から恐竜が出てくるときに水がかかったりとか、ポップコーンを持っていると、そのポップコーンが顔にかかるくらいの振動があります。この映画に関しては、このフォーマットが一番向いていると思います。
中西:僕はまだどちらも観ていないんですが、両方とも観てみたいですね。今年の夏はやっぱり、映画の当たり年ですかね?
よしひろ:洋画で大きなシリーズ物の作品が多いんですが、それが全て成功しているという、非常に面白い現象ですよね。
まだまだ暑い日が続きますので、涼を求めて映画館をハシゴするのも良いかもしれませんね。
今日は【 全国映画観客動員ランキング トップ5 】をご紹介しました。