温泉ご当地キャラクターランキング トップ3(2015/3/17)
火曜日は「ビジネストレンド」。
もはや日本中、ゆるキャラのいない観光地はないという感じになっていますが、今回は「温泉地」に絞ったランキングです。ビッグローブが、先日発表した「みんなで選ぶ 第7回温泉大賞」の温泉ご当地キャラクター部門のランキングです。春の行楽で温泉に行かれる方、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
第3位 【福井県・あわら温泉「湯巡権三」】
昨年の圏外から、いきなりの3位。湯巡権三は8月9日生まれ、頭に温泉をたっぷり満たした湯桶をかぶっています。浴衣にこだわりがあり、寒くても上からジャンバーを羽織るのは邪道だと思っているそう。あわら市の各イベントに登場するそうです。
第2位 【石川県・和倉温泉「わくたまくん」】
和倉温泉は、平安時代にある漁師夫婦が、傷ついたシラサギが温泉でけがを癒している姿を見て発見したと言われる由緒正しい温泉です。わくたまくんは、そのシラサギが生んだ「たまご」がなぜか動き出したキャラクターです。見た目は完全に卵ですが、かばんの中には温泉卵が入っています。マトリョーシカみたいな感じでしょうか。特技は温泉たまご作りだそうです。
第1位 【群馬県・草津温泉「ゆもみちゃん」】
草津温泉は、源泉が熱いところで94度もあり、これを水を使わず自然に温度を下げる方法が板を使って湯を混ぜる「湯もみ」。伝統的な衣装で「あーどっこいしょー」と歌いながら湯もみをする女性がモデルとなっているゆもみちゃん、年齢は22歳。かわいいです。
以上、温泉ご当地キャラクターランキングをご紹介しました。
このランキング、2位・3位が北陸新幹線で注目される石川・福井の温泉キャラクターとなっています。ちなみに、宿泊地ランキングでは西の1位に石川県・和倉温泉「加賀屋」が入っており、そのほかにも北陸方面の温泉地が続々とランクインしています。
今回はランキング3位に入った福井県・あわら温泉「湯巡権三」の生みの親である「あわら湯けむり創生塾」の笹原修之さんに喜びの声を伺いました。
「町おこし団体のイメージキャラクターから出来た湯巡権三なんですけれども、一つ一つの活動がようやく実を結んだ結果ということで非常に嬉しく思っております。もちろん北陸新幹線の金沢開通という影響もあって北陸に注目が向けられているなかで、福井県・あわら温泉を検索していただくと湯巡権三がいくつも出てくる、それが人気の出た理由かと。あとは旅館の方や女将さんが関東方面に何度も何度も足を運んでPRしたなかで、湯巡権三のゆるキャラも一緒になっていついてく事が数多くありまして、それが皆さんの目に触れる機会が今まで以上に増えた結果かと思います。あわら温泉は各旅館が源泉を持っている温泉地でありますので、旅館によって泉質が異なるという特徴があります。また、お風呂につかったあとはご当地の海の幸・山の幸が存分に味わえる施設もありますので、ゆっくりおくつろぎいただきたいと思っております」
今回は「温泉地のゆるキャラのトレンド」をご紹介しました。