スキマ時間で読める電子ビジネス書籍 トップ3(2015/2/17)
火曜日は「ビジネストレンド」。
今日は新しい電子書籍サービスにスポットを当ててお届けします。
「スキマ時間で読める電子書籍 人気トップ3」
今月から『YONDEMILL shortshort〜スキマ時間で読める本〜』という電子書籍サービスがスタートしています。スマホ、タブレット、パソコンで「数分から数十分で読める」電子書籍を集めたサービスです。今朝はその中からビジネス書に絞ったランキングをご紹介します。
第3位 【ビジュアルシンキング・プレゼンテーション 基本の書 ビジュアルで差がつく「響く」プレゼン資料作成術】
最近、プレゼンのスライドや会議資料などでテキストだけでなく写真やグラフ、イラストなどの「ビジュアル表現」を活用する人が増えてきています。そこで、絵に自信のない人でもビジュアルを使ったプレゼン資料を作れるようになるための「手順とやり方」を紹介した本です。相手にしっかり「伝わり」、しかも「心に響く」ような、それでいて実用性の高いプレゼン資料の作り方が学べます。30分で読める書籍。お値段270円。
第2位 【デイビッド・セインの世界一便利な単語帳 知ってそうで知らない実用単語】
身近でとてもよく使う単語なのに学校では教えてもらえなかった日本人の英語の盲点となっている英単語を厳選。「ボキャブラリーを日々磨いているのにうまく会話ができない…」、そんな悩みを持つ人に「衣食住」から「喜怒哀楽」まで、おすすめの英単語が詰まった単語帳。お値段430円。
第1位 【サクッと読める「財務諸表」入門】
自分の業務、転職の判断、営業先のリサーチなど、知っていると意外と役立つのが会計知識。この本は初心者向けに、身近な題材とほのぼのした挿絵付きで財務諸表を解説しています。会計の初歩知識を身につける「入り口」的な書籍です。お値段、2月いっぱいまで無料。それ以降は税込み100円。
以上、『スキマ時間で読める電子ビジネス書籍 トップ3』をご紹介しました。
『YONDEMILL shortshort〜スキマ時間で読める本〜』での売れ筋では、電車の中で数ページ読んだだけでも役立つ「実用書」の人気が高いようです。また電子書籍サービスではこれまで紙の本では不可能だった「すごく短い本」が発表できる特徴があり、各出版社からも注目を集め、次々に新しいタイプの短い書籍が発表されているそうです。短い本をわざわざ買う必要もなく、電子書籍なら安くて短い時間で読めるのは便利です。
このサービス、書籍を次のようにカテゴリ分けができそうです。
・カップ麺待ち部門…1分から5分程度で読める本
・お風呂待ち部門…20分程度で読める本。お風呂のお湯をためている間に読める。
・電車での移動中部門…60分以内で読める。
全体の中で最も読まれているのは、無料で提供されている過去の名作短編とのことで、太宰治『鬱屈禍』や夢野久作『キューピー』など5分から10分で読める作品は注目度が高いそうです。
今朝は『スキマ時間で読める電子書籍のトレンド』をご紹介しました。