澤穂希選手、やっぱり持ってました!(2015/12/28)
月曜日は「スポーツ」
今日は、昨日決勝が行われた
サッカー皇后杯に関するランキングをご紹介!
第3位【 INAC神戸レオネッサ 】5回
第2位【 清水第八プレアデス 】7回
第1位【 日テレ・ベレーザ 】11回
こちらは女子サッカーの日本一を決める「皇后杯=全日本女子サッカー選手権大会」における優勝回数ランキングトップ3です。
優勝回数1位の日テレ・ベレーザは1990年代から2000年代にかけて何度も優勝していて、昨年も優勝を果たしました。2位の清水第八プレアデスは、この大会の初期、1980年代に7連覇を達成しています。そして、昨日優勝したことで単独3位となったINAC神戸は2010年から4連覇を達成し、そして昨日5回目の優勝を果たしました。
その決勝、アルビレックス新潟レディースと対戦したINAC神戸は1-0で勝利しています。中西さんは昨日の試合を振り返って、こうおっしゃっていました。
今日はどの新聞にも「やっぱり持っている澤穂希!現役最後の試合で決勝ゴール」といった見出しが一面を飾っていますが、本当にその通りですよね。今回の澤選手のゴールにも象徴されるように、澤選手はいつも“一番ゴールが欲しい場面でゴールを奪える”選手ですね。ポジションとしてはもともとボランチで、守備を中心にやっている訳なんですが。ここぞというときにゴールを決める能力は誰にも真似できないんじゃないでしょうか。これがあったからこそ「世界最優秀選手」にも選ばれたのだと思います。
澤選手のこの能力はやはり、若年層からずっと代表選手に選ばれてきた。つまり、世界のトップレベルと戦ってきたことがすごく大きいと個人的には思っています。というのも、トップレベルと常に戦ってきたことによって、どこが一番点が獲れそうだとか、どのスペースが空いているかを見極める能力が非常に高いんです。
あともうひとつ。澤選手はシュートにおいて、来ているボールの力を最大限に活かせるという素晴らしい能力を持っていると思います。ボールは常に動いているのがほとんどなんですけれど、その動いているボールの力を最大限に活かすためには「自分の身体の近くでさばく」これによって、より正確性が生まれるわけなんです。ミスしてしまうのはだいたい、ボレーでもヘディングでも、シュートを打つときに力んでしまうことなんですが、澤選手の場合は身体の近くでボールをさばき、なおかつ常にボールに当てにいく!ここが素晴らしいところかなぁ、と思いますね。今回も「川澄選手のボールが良かった。当てるだけでした。」とコメントしていますが、実はこれが一番難しいので、彼女のこの能力には見習う部分もたくさんありますし、これからはこれまでとはまた違う立場で日本の女子サッカーを支えていただきたいと思いますね。
ここまで日本女子サッカーを牽引してきた澤穂希選手の新しいフィールドでの活躍に期待しましょう!
今日は『サッカー皇后杯 優勝回数トップ3』をご紹介しました。