2020年のオリンピックに向け、若い世代に注目!(2015/11/9)
月曜日は「スポーツ」。
今日は、今月に入ってFIFAが発表した
男子サッカーの世界ランキングをご紹介!
第10位【 オーストリア 】
第9位【 イングランド 】
第8位【 ブラジル 】
第7位【 コロンビア 】
第6位【 スペイン 】
第5位【 チリ 】
第4位【 ポルトガル 】
第3位【 アルゼンチン 】
第2位【 ドイツ 】
第1位【 ベルギー 】
ちょっと意外なこの結果を受け、中西さんは「いやぁ、ちょっと驚きなんですよね。確かにアルゼンチンは南米予選で調子が悪いんですが…。このFIFAランキングは色々な要因でランキングが決まっていきますからね。現在調子が良い、もしくはヨーロッパ選手権の予選で調子が良い、ということもあるのかもしれませんね。」とおっしゃっていました。
チリで開催された「U-17ワールドカップ」の決勝戦は[マリ vs ナイジェリア]という、アフリカ勢同士の対決でした。こちら、FIFAの最新ランキングで見るとマリが63位、ナイジェリアが59位。日本は5つ順位を上げて50位だったので、ともに日本より下ということになります。
これに関して中西さんは「今回のワールドカップで、日本はアフリカ勢に苦戦したんですが、大陸別でランキングを一緒に見るのは難しいかな、と個人的には思いますね。南米とヨーロッパじゃ違いますし、アジアとアフリカもまた違うし…。ちなみに今大会の準々決勝は、ブラジルはナイジェリアに0-3で負けています。クロアチアはマリに0-1で負けています。メキシコとエクアドルは2-0でメキシコが勝って、ベルギーとコスタリカは1-0でベルギーの勝利でした。そして準決勝はマリとベルギーが3-1でマリの勝利、メキシコとナイジェリアは2-4でナイジェリアが決勝に進出しました。
まぁ本当に、日本を含め新しい国がどんどん強い国に勝ちたいと思っていて、それがこういった結果につながっているのだと思いますが、今回のU-17ワールドカップへのアジアの出場国は北朝鮮・韓国・シリア・オーストラリア…と、今回、日本は出場出来ていないんですよね。このU-17とU-20の育成に今後の全てがかかっている訳ですから、そういった意味でもやるべきことは山ほどあります。ただ、現状を悲観するばかりでなく、現在注目されているのがU-15の日本代表に選ばれている久保建英選手ですね。
久保建英選手は現在14歳で、1年上の代表に入っている訳ですが、この間フランスで行われた大会、これはイギリスとフランス、それからオランダと戦ったんですが、そのとき日本は、イギリス戦もフランス戦も久保選手がゴールを決めて勝っているんですよね。で、オランダに負けて残念ながら優勝は出来なかったんですが、この2000年代生まれの世代は、これから歴史を変えていく可能性を充分に持った世代だと思いますし、何よりも、彼がバルセロナ、世界のトップでプレーした経験を持っているということで、他の選手もそれに引っ張られていくでしょうし、彼も含め、2020年のオリンピックもありますし、若い世代には活躍して欲しいと思いますね。」とおっしゃっていました。
今日は『男子サッカー 最新FIFAランキング』についてご紹介しました。