意外に泣けると話題 大人になって戻ってきた「おそ松くん」(2015/11/6)
金曜日はBIGLOBEが提供するツイッター分析サービス、「ついっぷるトレンド」がまとめた「トレンドワード・ランキング」をご紹介します。
11月6日までの一週間、ツイッターで多くつぶやかれた「急上昇ワード」は…
第3位【 カラ松 】
赤塚不二夫作品の「おそ松くん」がいつの間にか大人になり、「おそ松さん」としてテレビ東京系で深夜アニメとして放送されています。
内容が意外に深いということでツイッターが盛り上がっています。
第2位【 学校へ行こう 】
こちらもテレビの話題から。
先日、7年ぶりに特別番組として復活した、伝説のバラエティー番組「学校へ行こう」。
「懐かしい」ということで、ツイッターで話題となったようです。
第1位【 地震 】
10月31日に起きた小規模な地震により、ツイッターでのやりとりが増加しました。
小規模とはいえ、こうした災害の時にこそ、情報を共有するツールとして大事なのがツイッター。
正しい傾向と言えるのではないでしょうか。
そして、今回、番組が注目する「急上昇ワード」は…
【本日第5話放送!】本日深夜1時35分〜(テレビ東京・テレビ大阪)、深夜3時05分〜(テレビ愛知)にて、TVアニメ「おそ松さん」第5話「カラ松事変」、「エスパーニャンコ」の放送となります!今夜もお楽しみに! #おそ松さん pic.twitter.com/tCaOYI6j9e
— TVアニメ「おそ松さん」公式アカウント (@osomatsu_PR) 2015, 11月 2
【 カラ松 】
イヤミ(「おそ松くん」に登場するキャラクター)のシェーのポーズが自然にできる「おそ松くん」世代の方には、6つ子の次男とわかると思います。
おそ松くんが6つ子ということは、若い世代では知らない人が多いのではないでしょうか。
その6つ子が20代前半に成長した姿を、深夜アニメとして放送しているのが「おそ松さん」。
このアニメがツイッターで話題となっており、6つ子の四男「一松」も急上昇ワードランキング第5位に入りました。
ツイッターなどSNSでは、シェーのポーズを競う「シェー!コンテスト」が人気だったり、世代をこえて、若い人からも注目を集める「おそ松さん」。
街の人の関心はどうなのでしょうか。
◆街の声−−「カラ松」知ってますか?
「カラ松さん…、(樹木の)カラマツなら知ってるんですけれど、カラ松さんは知らないです」
「あの出っ歯のシェーっていう人ですよね」
「おそ松さんなら知ってるんですけど、カラ松さんは分からないです。ツイッターとかまわりの友達とかが『面白い』とか言うので、聞いたことはあって、認識はしてました」
「深夜にやってる『おそ松さん』ってアニメのキャラクターですか。キャラクターの個性が強いから、ドタバタ感とかそういうのが面白いなと」
アニメ「おそ松さん」のオフィシャルページを開くと、いきなり「成長しても、やっぱりバカ。」のキャッチコピーが目に入ります。
大人でも楽しめるユニークな内容になっています。
ちなみに6つ子の構成は、長男のおそ松、以下順に、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松の6人兄弟。
現在放送されている「おそ松さん」では、20代なのに全員定職に就いていないという設定、イヤミも健在です。
今週、「カラ松」が急上昇ワードランキング第3位に入ったのは、2日月曜深夜に放送された第5話「カラ松事変」の内容によるもの。
騒動の中で、ニヒルなカラ松が不憫な役回りだったことで、憐みのツイートが多くつぶやかれました。
カラ松が不憫で一松がめっちゃ喋るってことは分かった
— 狐火 (@6md10tk) 2015, 11月 2
ただただ辛かった、カラ松的に、
#おそ松さん
— ネギ松(ネギトロマグロ) (@doriannnu_bouei) 2015, 11月 2
カラ松ーーーー!!
— カステラソーダ@GEReプレイ中 (@castellasoda) 2015, 11月 2
カラ松ガールが全員、カラ松が不憫過ぎてカラ松メインなのにもう一度見る気が起きない回
— 金平糖@Q37a (@pepe11to_ks) 2015, 11月 2
おそ松くんを知らなかった若い世代からも注目を集めていることについて、制作者はどのように思っているのでしょうか。
「おそ松さん」の企画制作会社「ぴえろ」のプロデューサー、富永禎彦さんにお話をうかがいました。
◆富永禎彦さんコメント
やっぱり赤塚先生の作品が今の若い人たちにそんなになじみがない中で、若い人がアニメを見て喜んでくださっているというのは、非常にありがたく、嬉しいなと思っています。
そもそも深夜で流すのが最初に決まっていたので、今のアニメファンの子たちがメインのユーザーになるだろうと考えていた中で、その子たちにどう見てもらうかっていうのをすごく考えて、原作から変えるところは変えたりしています。
やはり「まずは舞台を現代にしなければいけない」というところから始まって、「舞台を現代にするんだったら、彼らもきっと成長しているよね」という話になり、大人になったから「くん」から「さん」にしようかという流れがありました。
そこがうまく伝わったのかな、と思っています。
今回、赤塚先生の漫画を見るきっかけになって欲しいと思っていたので、緊張はスタッフ一同していました。
昭和の素晴らしい名漫画家の先生だと思いますし、そういう作品をお預かりすることは、非常にプレッシャーと感じていた。
まあ、今も感じていますが。
おそらく皆さん、「ドラえもん」ののび太が将来、どのような大人になるのか気になりますよね。
ただ今回、おそ松くんが大人になった姿は、ただ気になるのではなく、シュールすぎるところが好感をもたれているのではないでしょうか。
トレンドアイズ、今回は「ついっぷるトレンド」の急上昇ワード第3位でした【 カラ松 】に注目しました。
◆「おそ松さん」の第5話を見た人の反応は…
まさかおそ松さんで泣くとは思わなかったよな pic.twitter.com/vaCuL7MIsr
— 復活桜華みっしぇる (@fooooo_08) 2015, 11月 2
私は割と、松野兄弟はお互いを隙あらば蹴落とそうとする4話の面接のようなのがデフォで、実は仲がいいんだよ〜照れ隠しなんだよ〜っていうのもなんか違うな〜って思っていたんだけれど、5話でそれが全部ひっくり返されてしまってあっけにとられている すげえ おそ松さんすげえよ…
— まなかしめかぶ@1日目東イ53b (@mozu_mekabu) 2015, 11月 2
めっっっちゃおそ松さん気になるんだけど!!
— おしお (@_sknnk_) 2015, 11月 2
一松の気持ちすごくよくわかる。
まさかおそ松さんで泣く日がくるとは…( ; ; ) #おそ松さん
— つなばたー (@tsuna_butter) 2015, 11月 2
おそ松さんのせいで確実に睡眠時間減った
— あそう (@sawasawars) 2015, 11月 2