大相撲 幕内通算勝利数ランキング(2015/1/26)
月曜日は「スポーツ」。
今朝は大相撲にまつわるランキングをご紹介します。
第5位 【大鵬 746勝】
第4位 【白鵬 801勝】
第3位 【北の湖 804勝】
第2位 【千代の富士 807勝】
第1位 【魁皇 879勝】
こちらは大相撲、幕内の通算勝利数トップ5です。現役は4位にランクインした白鵬のみです。その白鵬は先週金曜日に前人未到となる33回目の優勝を達成しました。その翌日、土曜日には幕内通算800勝を達成しています。白鵬は史上最速での通算800勝達成です。800勝にかかった場所の数は64場所、白鵬に次ぐ速さで通算800勝を達成したのは北の湖ですが75場所かかっています。白鵬より11場所多くかかっており、それだけ白鵬の勝率が高いことをあらわしています。
大相撲は1場所15日、今年は残すところ5場所であと75の取り組みがあります。今年の取り組み全てに勝っても876勝ですので、通算勝利数1位の魁皇の879勝を上回ることはできませんが、ここ最近の白鵬の勝率を考えると来年の初場所にも勝利数でも新記録が達成されそうです。
金曜日に最多優勝回数、土曜日に最速での幕内通算800勝を達成した白鵬。千秋楽の昨日も記録を作りました。これは懸賞金での記録です。一本あたり6万2000円の懸賞金が、千秋楽“白鵬‐鶴竜”の取り組みに61本つきました。こちらは史上最多の数です。通常、ひとつの取り組みで付く懸賞の目安は50本とされていましたが、白鵬の快進撃をうけて希望する企業が急増、急遽受け入れを増やすことになりました。
また今場所では18年ぶりに全ての日で満員御礼を達成しています。
白鵬は現在29歳。これからは経験も武器になってくる年齢です。
白鵬の強さについて中西さんは次のようにおっしゃています。
「今場所、(白鵬が)土俵際で落ちたことが何回かあったと気になっている方もいるようですが、やっぱり強いと思います。特にすごいのは最後の最後まで体勢をたもてるバランスのとり方です。末端に頼っていない、つまり体幹、体の中心をしっかり維持しながら身体全体で下半身を使って攻めていけるので最後の最後までしっかり体勢を残せるということだと思います。あの安定感は、以前白鵬関と話した時にも言っていたのですが、鉄砲だったりすり足をしっかりやる四股をしっかり踏むということにあると思います。今の時代、相撲力士と言えどもマシントレーニングが全盛です。しかしマシントレーニングですと質が直線的になってしまいます。相撲もそうですがどんなスポーツでも円の動き、関節の廻旋が大事になってきます。(白鵬関は)関節の廻旋の動きをしっかりできているということなんだと思います。内旋も外旋もありますが、白鵬の強さはマシントレーニングに頼らない従来の相撲の伝統に則したトレーニングをしてきたところが大きいのかなと思います。」
今朝は『大相撲 幕内通算勝利数ランキング』をご紹介しました。