いま話題のビジネス書籍 売れ筋トップ3!(2014/9/30)
火曜日は「ビジネストレンド」。
読書の秋です。秋の夜長、ビジネスパーソンの方々は
ビジネス書籍を読んで、ビジネススキルを高めるのにピッタリなシーズンです。
というわけで、今日のランキングはこちら。
『いま話題のビジネス書籍 売れ筋トップ3!』
紀伊國屋書店新宿本店のビジネス書担当の方に伺いました。
いま、ビジネスマンは何を学ぼうとしているのか?
売れているビジネス書のタイトルには
いまの社会や経済が繁栄しているはずです。
第3位【 お金が貯まるのは、どっち!? 】
例えば「あなたの給料が振り込まれるのは、メガバンクと信用金庫、どっち?」「家は結婚前に買うか、結婚してから買うか、どっち?」「タクシーに乗る人と乗らない人、お金が貯まるのは、どっち?」といった二者択一のお金が貯まる法則が25個紹介されています。著者は銀行の支店長を務めていらっしゃるということで、説得力もありますね!お値段1,404円。
第2位【 嫌われる勇気 】
いま話題の「アドラー心理学」に関連したこの本、相変わらず売れているようです。「どうすれば人は幸せに生きることができるのか」青年と哲人の対話を通して、アドラー心理学が答えを掲示してくれるというものです。お値段1,620円。
第1位【 なぜ、一流の人は「疲れ」を翌日に持ち越さないのか 】
このタイトルを聞いて、昨日の疲れが抜けきっていない方はドキッとしたかも。この本の著者は現役のドクターで経営者、しかもコンサルタントという、まさに一流の方。ご自身が「どうしたら疲れないで仕事をこなせるのか」と考え、周りの“一流”と呼ばれる方々を観察した結果、導き出された方法論の集大成!という内容だそうです。お値段1,404円。
以上『いま話題のビジネス書籍 売れ筋トップ3!』でした。
やはり「アドラー心理学」は、いまどきのビジネスパーソンの方々も注目しているんですね。紀伊國屋書店新宿本店の担当者の方によると、今回2位でご紹介した『嫌われる勇気』をきっかけに、アドラー心理学関連のビジネス本は多く出版され、売り上げも良いそうです。例えば『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』や『アドラーに学ぶ部下育成の心理学』といったのタイトルも出版されています。
「他人を支配しようとせず、関心を持って援助する」というアドラー的な感覚が、現代人の共感を得ているのかもしれませんね。『嫌われる勇気』をお読みになった中西さんも「今までとは反対の考え方もあるんだと驚きました。」とおっしゃっていました。
そのほか、ビジネス書のトレンドとしては「一流+健康」というのがキーワードだそうです。今回1位だった『なぜ、一流の人は「疲れ」を翌日に持ち越さないのか』のほか、『なぜ一流の男の腹は出ていないのか?』というタイトルの本も注目を集めているそうですよ。こちらも気になります!
今日は『いま話題のビジネス書籍 売れ筋トップ3!』をご紹介しました。