番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2014/6/6)
金曜日は、番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする「ウィークリーパーソン」!ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。今週は、この4組をピックアップしました。
■ゴルフのアメリカツアー挑戦26戦目でついに初勝利を挙げた、松山英樹!
■5勝1敗、防御率1.88で5月の月間MVPを獲得した、NYヤンキースの田中将大!
■コスタリカとの親善試合で、すべての得点に絡む活躍を見せた、サッカー日本代表・香川真司!
■エース・前田に投げ勝った広島戦で、自己最速160キロの投球を記録した、日ハム・大谷翔平!
facebookページでの皆さんの投票は1位が松山英樹選手、2位が田中将大選手となっていましたが、
今週、中西さんが注目したのは…
松山英樹!
先日、アメリカ男子ゴルフの【メモリアル・トーナメント】で松山英樹はアメリカツアー26戦目にして、初めての勝利を挙げました。
最終日、3位でスタートした松山は8バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの69でまわり、通算13アンダー。松山は15番でバーディーをとったんですが、その後16番でダブルボギー、17番がボギーとスコアを3つ落としました。
その後、すでにホールアウトしていた首位のケビン・ナと1打差で臨んだ最終の18番ホール。松山は一度は崩れかけましたが、見事ビッグチャンスをモノにして、バーディーでホールアウト!勝負をプレーオフに持ち込みました。
離れかけた流れをたぐり寄せたあとのプレーオフ1ホール目。松山はティーショットをバンカーに入れてしまったのですが、ケビン・ナもクリーク(小川)に落とすというミスショット。その後は松山が長めのパーパットをしっかりねじ込んでパー・セーブし、見事優勝を決めました。
日本人選手の優勝は、2008年の今田竜二選手以来4人目で、22歳での優勝は最年少記録だそうです。そしてこの勝利で、松山選手はアメリカツアーの2年間シード権と来年のマスターズの出場権を獲得。世界ランクも自己最高の13位まであがりました。
ちなみに松山選手は最終日、アダム・スコットと同組でまわっていたそうで、中西さんは「世界の一流プレイヤーと一緒にプレーしていてあの結果を残せるのは本当にすごいです!」と、松山選手の技術とメンタルの強さを絶賛していました。
実際、松山選手の正確なアイアンショットはすでに世界レベルで、この大会でも、ピンを狙ったアイアンの精度が4日間平均で25フィート8インチ(約7.8メートル)。これはアダム・スコットやバッバ・ワトソンなどの実力者が揃っていたにも関わらず、全体で1位でした。
次は全米オープン。松山選手の活躍に期待しましょう!
今週のウィークリー・パーソンは、男子ゴルフの松山英樹選手に注目しました。