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いまどきの“グルメ漫画”売れ筋トップ3(2014/5/27)

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火曜日は「ビジネストレンド」。


今日は、マンガに関するトレンドです。
いまコミック業界は「グルメ漫画」が本当にブームとなっています。
そこで今朝のランキングはこちらです!
『いまどきの“グルメ漫画”売れ筋トップ3』
今回は、マンガ大賞の実行委員も務める、
ジュンク堂書店池袋本店のコミック担当・田中かおりさんに伺いました。


第3位【 くーねるまるた 】作者/高尾じんぐ

ポルトガル人留学生の「マルタ」という女の子の、日本での食生活を描いた漫画。
お金が無いマルタが色々と工夫して毎日の美味しいご飯を作り、
生活を楽しむ姿に、ほのぼの出来る作品。
ビッグコミックスピリッツで連載中です。
柔らかいタッチの絵柄がよいそうです。


第2位【 きのう何食べた? 】作者/よしながふみ

弁護士と美容師、40代男性2人の日常の食生活の物語…なんですが、
2人は同棲していて、ゲイ・同性愛者という設定です。
マンガ自体は、レシピまで丁寧に紹介したお料理シーンがほとんどなんですが、
この人物設定が物語に深みを与えています。
モーニングで連載中。


第1位【 甘々と稲妻 】作者/雨隠ギド

主人公は、奥さんを亡くし、男一人で小さな娘を育てる高校の先生です。
教え子の女子高生とともに、ひとり娘のために苦手な料理に奮闘するというホームドラマです。
“家族”と“美味しいご飯”をめぐるお話。
涙もろい人は1話めだけで、ちょっとこみ上げてくるものがあるかもしれません。
グッドアフタヌーンで連載中。


どれも読んでみたいですねぇ!
ジュンク堂池袋本店、田中さんによると、かつてグルメ漫画というと、
「ミスター味っ子」とか「包丁人味平」みたいに、
天才肌の料理人がライバルと対決する…みたいなストーリーでした。
言うなれば、少年漫画のスポ根ものの延長線上ということも言えなくないと思いますね。

一方、最近のグルメ漫画は、日常のお料理をめぐるストーリーのものが多い。
なぜそうなるかというと、家で食べる内食や中食が増えたのが原因ではないかと。
グルメ漫画もこうした社会の流れを反映しているんですね。

そんなグルメ漫画の流れの中で、もう一冊だけ、いま注目の作品を紹介します。
「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」作者/おおひなたごう
おもしろいタイトルですねぇ。
その名の通り、「みかんの皮はどうやって剥くか」といった食べ方の小さなこだわりを、
とってもバカバカしいトーンでひたすら描いたギャグ漫画ということで、
月刊コミックビームで連載中。
現在、2巻まで出ていて、なんとNHKでアニメ化も決定しています!