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いま、売れているビジネス書 トップ3(2014/4/22)

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火曜日は「ビジネストレンド」。


新年度が始まって4週目。皆さんは新しい職場や部署の雰囲気はつかめたでしょうか?
今日はビジネスマンの皆さんに向けてこんなランキング。
『いま、売れているビジネス書 トップ3』
今回は紀伊國屋書店・新宿本店に、昨年12月から今年4月にかけてのビジネス書の売れ筋を伺いました。



第3位【 世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか? 】(朝日新聞出版)

ゴールドマン・サックスを経て、ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得して、さらにマッキンゼー・アンド・カンパニーでトップコンサルタントとして活躍した戸塚隆将さんの本。何だかとてもすごい経歴です…。中西さん曰く「麻雀で言えば大三元。サッカーで言えばレアル・バルサ・マンUですよ!」とのこと。そんな戸塚さんが一緒に働いた、世界のトップに共通する仕事のルールをまとめた一冊です。


第2位【 仕事に効く教養としての「世界史」 】(祥伝社)

実業家の出口治明さんが、世界で活躍するビジネスマンに必要とされる「世界史」について、分かりやすくまとめた一冊。「先人の知恵に学べ、そして歴史を自分の武器とせよ」…と本の帯に書いてあります。なるほど。


第1位【 嫌われる勇気 】(ダイヤモンド社)

日本ではあまり知られていませんが、フロイト・ユングと並ぶ「心理学の三大巨匠」といわれるアルフレッド・アドラーの「アドラー心理学」を、自己啓発の読み物に噛み砕いて対話形式で綴った本です。このタイトルにドキッとさせられますね。



以上、紀伊国屋・新宿本店に聞いた『いま、売れているビジネス書 トップ3』でした。
ちなみにこのトップ3は、いずれも若いビジネスマンを中心に売れているそうで、ハーバードやゴールドマンサックス、グーグルにIBMなど世界のエリート企業、コンサルタント系の本は昨年からブームが続いているそうです。
また、単価が高くてもかっちりとした基本書のスタイルが人気だそうで、値段が安く「ついでに買っちゃおう」というタイプの本は、逆に売り上げが厳しくなっているそうです。これは消費税増税の影響で、はずれのない本を買いたいという流れがあるかもしれない、とのことです。


そして、この時期注目のビジネス書としてはこんな本も。
【 入社1年目の教科書 】(ダイヤモンド社)
新人からベテランまで、誰でも役立つ“仕事の原理原則”が学べる本。毎年この季節になると、手に取る人が増える一冊だそうです。もう一冊は
【 申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。 】(大和書房)
こちら、アメリカのトップコンサルタントがコンサル業界の“内幕”を暴露した本。コンサルタントのやっていることは、本当に会社のためになっているのか…という話で、話題の新刊だそうです。どちらも気になります!


今日は『いま、売れているビジネス書 トップ3』をご紹介しました。