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日本で見つかり、新種と認められた恐竜の化石の個体数ランキング(2014/4/17)

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木曜日は、「カルチャー」。


今日、4月17日は【恐竜の日】だそうです。
今から91年前の今日、ロイ・チャップマン・アンドリュースという
アメリカの探検家が、中国の内モンゴル自治区からモンゴルにかけて広がる
ゴビ砂漠に向けて、北京を出発しました。彼はその後の5年に及ぶ旅行中に
世界で初めて恐竜の卵の化石を発見。本格的な恐竜研究が始まるのです。
また彼は、映画の主人公“インディアナ・ジョーンズ”のモデルの
ひとりとも言われているそうです。そこで今日のランキングはこちら!
【日本で見つかった恐竜の化石のうち、新種と認められた個体数】



第2位 『 石川県 』1体

第1位 『 福井県 』3体


福井県は日本が誇る恐竜県!県北東部の勝山市には、世界三大恐竜博物館のひとつ「福井県立恐竜博物館」もあります。ゴールデンウィークにもオススメのこの施設について、研究員の久保泰さんにお話を伺いました。


中西:福井は日本の“恐竜どころ”なんですね。


久保:はい。日本で恐竜が見つかっている4種類のうち、3種類が福井県で見つかっています。見つかった3種類の恐竜には全て“フクイ”という名前が入っていまして、「フクイサウルス」「フクイラプトル」「フクイティタン」という名前が付いています。

中西:かっこいい…!福井県で恐竜の新種が多く見つかる理由は何なんでしょう?


久保:恐竜が生きていた時代の地層がある、というのがありますね。あとは「恐竜が見つかる地域」というのは日本のあちこちにあるんですが、やはり福井県が発掘や研究に力を入れていることが大きいと思います。

中西:先ほどご紹介いただいた3種類の恐竜は、やっぱり大きくて怖いんですか?


久保:「フクイラプトル」は5メートルくらいなんですが、肉食でちょっと怖い感じですね。「フクイティタン」は草食で大きさは10メートルくらいです。

中西:これらの恐竜が展示されている「福井県立恐竜博物館」は、どんなところが世界的に評価されているんでしょう。


久保:恐竜だけでなく化石なども展示されているんですが、“絶滅した動物”だけで博物館の展示が成り立っているところでしょうか。あとは発掘現場が近くにあって、研究と展示が一体化しているところではないかと思います。

中西:これからもまだ、新しい恐竜が見つかる可能性があるということでしょうか。


久保:そうですね。昨年の夏、今年の夏と発掘は続いていますし、まだまだ見つかる可能性はあると思います。

中西:博物館の中には、具体的にどういう展示物があるんですか?


久保:大きなドームがあって、その中に40体以上の全身骨格が展示されています。ドームの中には柱がないので、上から見ると40体以上の展示が一望できます。

中西:ゴールデンウィークはどういった展示がされていますか?


久保:はい。常設の展示のほかに「春の企画展」としまして、恐竜の時代の“隕石の衝突”に注目した展示や、映画「ジュラシック・パーク」にも出てきた「スピノサウルス」という恐竜に注目した、期間限定の展示も行われています。

中西:分かりました!これからも素敵な活動を続けてください。どうもありがとうございました。


40体もの恐竜が展示されているドームは、ものすごい迫力があることでしょう。皆さんのゴールデンウィークのプランに入れてみてはいかがですか?
今日は『日本で見つかった恐竜の化石のうち、新種と認められた個体数 トップ2』をご紹介しました。