男子テニスの国別ランキング トップ3(2014/2/3)
月曜日は「スポーツ」。
今日は、男子テニスの国別対抗戦
「デビスカップ」にまつわるランキングをご紹介!
第3位【 スペイン 】
第2位【 セルビア 】
第1位【 チェコ 】
こちらは、男子テニスの「デビスカップ」における国別ランキング。
ちなみに日本は12位です。週末に行われたワールドグループ1回戦、ランキング7位の
カナダとの対戦で、日本は通算4勝1敗の成績で準々決勝進出を決めました。
テニス版の“ワールドカップ”ともいえる「デビスカップ」は、
毎年世界の上位16ヵ国が、トーナメント方式で世界一を競います。
ひとつの対戦は原則3日間全5試合で、その内訳は初日にシングルス2試合、
2日目にダブルス1試合、3日目に初日と組み合わせを変えたシングルスを2試合行い、
先に3勝した国が次の対戦に進むことができます。
日本にとって歴史的な勝利となった1回戦を振り返ってみましょう。
初日の金曜日、シングルスの第1試合で錦織圭選手が1勝しましたが、
第2試合の添田選手は、残念ながら落としてしまいます。そして一昨日の
ダブルスでは、錦織圭・内山靖崇というペアで勝利し、王手をかけました。
そして昨日のシングルス、第1試合は錦織圭選手がポランスキー選手と対戦したところ、
ポランスキー選手が腹筋の怪我のために棄権。これで日本が先に3勝となり、
1回戦の勝ち越しを決めました。さらに、第2試合の添田選手も勝ったことで
最終的に4勝1敗という成績で準々決勝へとコマを進めています。
この1回戦、2日目のダブルスは本来、内山選手と杉田選手のペアで行われる予定で
錦織選手はシングルスに専念する予定でした。しかし、監督のプラン変更で
急遽出場することが決まりました。錦織選手はダブルスについて
「年に3回か4回しか試合を行うことがなく、ほとんど練習したことがない」
ということでしたが、みごと監督の期待に応えました。
デビスカップは1900年に始まった、歴史のある大会です。日本はいまから
100年近く前の1921年に初参加し、このときに準優勝しています。
しかしそれ以降、なかなか好成績を収めることができませんでした。
1981年からシステムが大きく変更され、上位16ヵ国によるワールドグループ制が
始まりましたが、日本がそのワールドグループに入ることができたのは過去3回だけ。
しかも、いずれも1回戦以降に進むことは出来ていません。今回、2年ぶりに
ワールドグループに復帰した日本は、先日の歴史的な勝利で初めて準々決勝に進みます。
未知の領域に進むことになった日本。準々決勝の相手は、デビスカップ2連覇中で
世界ランキング1位のチェコです。相手に不足はありません!しかも会場は日本!
準々決勝は4月4、5、6日に東京の有明コロシアムで開催されます。
彼らの健闘に期待しましょう!
今日は『男子テニスの国別ランキング トップ3』をご紹介しました。