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番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2014/2/28)

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金曜日は、番組がその週で最も注目した人物に
フォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。
今週は、この4組をピックアップしました。


■平均年齢69.5歳。8年ぶりとなる来日公演を行っているザ・ローリング・ストーンズ!

■日本ゴールドディスク大賞「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を3連覇したAKB48!

■膝を痛めながらもW杯第21戦で3位となった、スキージャンプのレジェンド・葛西紀明!

■初の海外戦を4回TKO勝ち!デビューから無傷の3連続KO勝利を果たした、村田諒太!


facebookページでの皆さんの投票は1位・葛西紀明、2位・ストーンズとなっていましたが、
今週、中西さんが注目したのは…


村田諒太!

22日のマカオ。オリンピック・チャンピオンで、東洋太平洋・日本ミドル級1位のプロボクサー村田諒太は、元WBCラテン・スーパーウェルター級王者、ブラジルのカルロス・ナシメントとの8回戦を行い、4回43秒TKOで海外デビュー戦を勝利で飾りました。これで村田は、プロ転向後無傷の3連勝です。


「リング・オブ・ゴールド」と名付けられたこの日の興行は、村田のほかロンドン五輪の金メダリスト、ロシアのイーゴリ・メホンツェフ、北京とロンドン2大会連続の金メダリスト、中国の鄒市明(すうしめい)が登場するという、スペシャルマッチ・デーでした。マカオの会場には1万5千人もの観客が詰めかけ、世界中に中継された試合は12億人以上が観たと言われています。これを仕掛けたのがラスベガスの大物プロモーター、アメリカ「トップランク社」のCEO、ボブ・アラム氏。これまで数多くの世界的ボクサーの興行を手がけてきたアラム氏は、村田を「アジア戦略のキーマン」と位置づけバックアップしているそうです。


2012年ロンドンオリンピックで金メダルを獲ったあと、昨年8月にプロデビューした村田は初戦、東洋太平洋ミドル級王者の柴田明雄戦、続く2戦目のデイブ・ピーターソン戦に連続TKO勝利。そして、初の海外試合となった昨日のカルロス・ナシメント戦もあっさりTKOで勝ち、その期待に応えました。


また、村田はこの試合の前にラスベガスで入念な合宿を行い、さらに自分を高めていました。ガードを固めたまま突っ込んで打ち合いを挑むこれまでの「アマチュア戦法」から、身体の力を抜いて頭の位置を動かす「ウイービングスタイル」に変化し、世界を見据えた「打たせない戦法」を本番のリングで披露しました。そして村田自身も試合後、「やっとプロでの試合の仕方が分かった」とコメントし、自信をつかんだ表情を見せていたと言うことです。


村田はこのあと5月ごろに日本で試合を行い、その後は再び海外(シンガポール)での試合が予定されています。その試合に勝てば、いよいよラスベガスへの道が拓けます。世界の「ムラタ」に向け、彼の挑戦は続きます!


今週のウィークリー・パーソンは、プロ・ボクサーの村田諒太に注目しました。