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いま人気のスキー板 売れ筋TOP3(2014/2/18)

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火曜日は「ビジネストレンド」。


ソチオリンピックもいよいよ佳境ですが、
それにしても毎晩、競技を見ていると、やりたくなりますよね。
スキーとかスノボとかね。
シーズンはそろそろ終わりですが、今年は3月中旬まで寒いって言ってますから、
まだまだいけそうです。
そこで今朝のランキングはこれ!
『いま人気のスキー板 売れ筋TOP3』
今回はウィンタースポーツ関連ショップが集中する町、
東京・神田にあるヴィクトリア本店に伺いました。


第3位【 ROSSIGNOL EXPERIENCEシリーズ 】

フランスのスキー・スノーボードメーカーのロシニョール社。
こちらはいろんなバリエーションがあって、お店の方も「迷っている人におすすめするモデル」とのこと。
お値段は2万9900円から。値段によって初心者から上級者まで対応しています。


第2位【 ATOMIC スモーク 】

こちらはヴィクトリア別注のオリジナルシリーズです。
これはいわゆる「ロッカーボード」系の板で、板の前後が“上に向かって”反っています。
イメージすると、お皿の上に乗るような感じ。
そのため、曲がりたい方向へ足の力を移動するだけターンできる!
初心者から中級者向けです。お値段3万9900円から。


第1位【 SALOMON ENDUROシリーズ 】

フランス生まれのスノースポーツブランド「サロモン」の、いま流行りの「セミファット」系の板が人気です。
セミファットとは、自然の山でスキーするバックカントリー、ゲレンデでのスキー、
両方を楽しめるオールラウンドタイプのことです。
板の幅が幅広で、その分長さを短くできるため取り回しがしやすい。
いま注目を集めていて、売り場面積も拡大しているそうです。
お値段4万9900円から。


ソチオリンピック効果もあると思うんですが、実はいま、スキー人口が増えそうな動きがあるようです。
ヴィクトリア本店によれば、シニア層の拡大がみられるそう。
60代以上で、お金も時間も余裕ができた方々が、ちょっとお値段もお高めの板を購入しています。

さらに、30代後半から40代の「団塊ジュニア世代」の間でスキーが盛り上がりつつあるそうです。
この世代は、100人いたら99人がスキーをしたことのある世代。
彼らが親になり、アベノミクスも追い風となり、子どもにスキーをやらせよう!と動き出している。
しかも「道具はちゃんとしたものを買おう!」というバブル世代の性もあるようで、
単価の高い板が早い段階で売れているそうです。

また、バックカントリースキーも人気が高まっています。
バックカントリーは自然の山を登山して、滑り降りるというもの。
結構、上級者向けの遊び方で、危険も伴いますよね。
そこで最近のゲレンデは、そのトレンドを反映して、より「自然に近い形」のコースを作る傾向がある。

ちなみに、JRのキャンペーンでスキーウェア姿がかわいい川口春奈さんが起用されていますが、
あのCMも、団塊ジュニア世代の「子ども」が採用されていて、
家族のスキー旅行の需要拡大に貢献している…ということも分析されていました。