男子テニス 今季獲得ポイント トップ5(2014/10/6)
月曜日は「スポーツ」。
今日は、現時点における男子テニス 今季獲得ポイントのトップ5をご紹介!
第5位【 錦織圭(日本) 】
第4位【 スタニスラス・ワウリンカ(スイス) 】
第3位【 ラファエル・ナダル(スペイン) 】
第2位【 ロジャー・フェデラー(スイス) 】
第1位【 ノバク・ジョコビッチ(セルビア) 】
こちらは、現時点における男子テニス 今季獲得ポイントのトップ5です。
毎年シーズンの終わりに行われるATPツアーファイナルに出場できるのは、獲得ポイントの上位8選手のみ。錦織選手は、昨日東京で行われた楽天ジャパンオープンで優勝したことから、先週までの6位から1つランクを上げ、現在5位につけています。
来月ロンドンで行われるツアー・ファイナルは、言ってみれば年間の優勝決定戦のような豪華な試合です。ちなみに錦織選手より上にいる4人の選手は、すでに出場が確定しています。そして錦織選手も、今週行われる上海マスターズで準優勝以上の成績を収めれば、出場はほぼ確実…ということで、3週連続の厳しい戦いとなりますが、ぜひ活躍に期待したいところです。
そして、昨日行われた楽天ジャパンオープンのシングルス決勝。錦織選手の相手は、9月の全米オープンでも対戦し、勝利を収めているラオニッチ選手でした。ラオニッチ選手とは、今季だけで4度目の対戦となりました。
錦織選手は、序盤こそ220キロを超えるラオニッチ選手からのサーブに苦しんだものの、徐々にリターンが合い始めペースをつかみました。結果、7-6、4-6、6-4で試合を制し、先週のマレーシア・オープンに続き、自身初となる2週連続優勝を果たしました。
試合後、錦織選手はこうインタビューに答えています。
「信じられなかった」のが一番です。準々決勝のシャーディ戦あたりからずっと、限界を超えていると思っていました。そんな中でも、USオープンで2週間戦えたという強い自信と、身体がキツイながらも4セット競りながらジョコビッチに勝ったという自信で「今回もやれるんだ」と自分に言い聞かせてやっていました。
ネガティブになりそうなところをポジティブに変えて、自分に勝てたというのが一番嬉しかった。さらに、この日本で勝てたという喜びで非常に感極まってしまいました。
中西さんは「試合後コートに倒れ込み、涙を見せながらコーチ陣・スタッフと抱き合う姿が印象的でした。錦織選手の涙はなかなか見られないですからね。それくらい感極まっていた…と本人も話していました。今回優勝したことによって、世界ランキングも7位から6位になりそうです。本人も話しているんですが、全米オープンでの経験が自分の限界をさらに引き上げて“ネガティブ”を“ポジティブ”に変えられたということなんですが、これはどんなスポーツでもそうなんですが、自分で自分自身の限界を決めてしまってはそれを超えられないと思うので、錦織選手自身も全米オープンでの経験を経て、自分のリミッターを上手く切れるようになってきたのかなぁ、と思いますね。
ラオニッチ選手のサーブは、昨日も止められないくらい凄かったんですが、そこでくよくよしたり苛ついたりするのは良くない、とマイケル・チャンコーチと話していたそうです。つまり、感情が入れば入るほどプレーにズレが生じてきますし、勝負どころで感情を入れずに冷静に判断が出来たということが、明らかに成長した錦織圭選手だったと思います。」とおっしゃっていました。
今日は「男子テニス 今季獲得ポイント トップ5」をご紹介しました。