ビジネスマン、OLのネタ帳になるトピックを、毎日お届け!キャッチアップしておきたいトレンドをランキング形式で紹介しながら、毎日ひとつの話題にフォーカスしていきます。

番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2014/7/25)

カテゴリー:1114

金曜日は、番組がその週で最も注目した人物に
フォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。
今週は、この4組をピックアップしました。


■サッカー日本代表の新監督に就任が決まった、ハビエル・アギーレ!

■最長記録を更新する26シーズン連続ホームランを放った、中日・谷繁元信!

■伝統の全英OPゴルフで初日から首位を譲らず完全優勝を成し遂げた、ロリー・マキロイ!

■米紙「高収入のハリウッド男優」で2年連続1位となった、ロバート・ダウニー・ジュニア!

番組ホームページでの皆さんの投票では、1位は谷繁、2位がアギーレとなっていますが、
今週、中西哲生が注目したのは…


ハビエル・アギーレ

昨日、日本代表の新監督の発表がありました。
元メキシコ代表監督のハビエル・アギーレということになりました。

改めてそのプロフィールですが、元々、現役時代のポジションはミッドフィルダー。
メキシコでプレーしていましたが、北米のチームやスペインのオサスナでもプレーしています。
1993年に現役を引退し、代表選手としては通算59試合出場14得点。
現役引退後は、メキシコ代表のアシスタントコーチを務め、
その後、いろんなチームの監督を務めたんですが、
2001年にメキシコ代表監督、2009年にもメキシコ代表監督ということです。

主な成績ですが、現役時代、ワールドカップ、1986年、地元開催のメキシコ大会でベスト8。
そして、メキシコ代表監督として、2002年、2010年、ワールドカップベスト16ということです。

ワールドカップでの経験という部分が今回の強みなのかなと。
今回、ザッケローニ監督は、ワールドカップ本大会で指揮をとっていなかったことが
微妙に影響したことはほぼ間違いないですね。
そういう意味でも、ワールドカップ、選手としてもベスト8、
監督としてもベスト16を経験しているのは非常に大きいと僕も思います。

昨日、原専務理事が語ったコメントをご紹介しましょう。
これはアギーレ監督が言ったことですが、
「ワールドカップは残念だったが、日本人はポテンシャルがある。
体は大きくないが、技術がある選手が多い。もっとできると思っている。
私の経験を伝えていきたい。早く日本で仕事したい。」
という風に語ったと、原さんがおっしゃってます。

原さん自身も、非常に引き出しが多い監督だと話をしていました。
粘り強く、状況によっていろんな手を打つことができると。
これは本当に重要で、今回、日本代表は自分たちのサッカーという話をしていましたが、
自分たちのサッカーができなくなる時間が当然あるわけで、
その時に何ができるのかが非常に重要なのかなと僕も思います。

あと、僕自身、今回の就任でいくつか気になっていたことがあったんですが、
その中の一つが言語ですね。
前回、イタリアのザッケローニ監督だったんですが、英語があまり話せなかったんです。
アギーレ監督は基本、スペイン語なんですが、英語もしっかり話せる。
これは選手とのコミュニケーションにおいて、非常に大きいことかなと個人的に思ってます。

あと、マドリッドに住んでいるので、ヨーロッパ中を見て回れるポジションにいますし、
基本的には日本に住むと話していました。
なので、日本に住んで、しっかりJリーグを見てほしいなと。
今回見ていても、Jリーグの選手がワールドカップで活躍できるとわかったので、
しっかりJリーグの選手も見て、選んでほしいなと思います。

とにかく、レギュラーを固定しないで欲しいです、僕は。
常に透明性のある競争がないと進化がないので、その部分をしっかり期待したいですね!


8月10日ぐらいに来日する予定ということで、
そうなれば、16日、23日、30日にJ1の試合がありますので、
なるべく多く試合をたくさん見て、準備をしてほしいなと思います。

9月5日、9月9日に試合があります。
ウルグアイ戦、ベネズエラ戦、ということで、この2試合で初めて指揮をとることになります!

番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2014/7/18)

カテゴリー:1114

金曜日は、番組がその週で最も注目した人物に
フォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。
今週は、この4組をピックアップしました。


■3度目のオールスターで初めて登板し好投を見せた、レンジャーズ ダルビッシュ有!

■「国際生物学オリンピック」と「国際数学オリンピック」でメダルを獲得した、日本代表高校生10人!

■ドイツ代表をW杯優勝に導いた、ヨアヒム・レーヴ監督!

■芥川賞を受賞した「春の庭」の柴崎友香、直木賞を受賞した「破門」の黒川博行!

番組ホームページではレーヴが関心を集めていますが、
今週、中西哲生が注目したのは…


ヨアヒム・レーヴ

サッカーW杯ブラジル大会で、ドイツを24年ぶりの優勝に導いたレーヴ監督です。
本当に今回はレーヴ監督がかなり注目されたわけですが、現役時代のポジションはFWです。
これちょっと僕、意外だったんですよね。
緻密なので後ろのポジションなのかなと思ったんですけどね。

主にドイツの国内リーグでプレーして、U-21代表の経験はありますが、A代表の経験は無し。
スイスのクラブ時代は、選手兼監督を務めたこともあって、35歳で引退。
引退後は指導者となり、2006年のW杯では、クリンスマンの下でヘッドコーチを務め、
2年間コーチをして、その後を引き継いで監督に就任。
ユーロ2008 2位、2010年W杯南アフリカは3位、ユーロ2012 3位と、
すべてベスト4以内という成績を収めていたんですが、優勝がなかったということで、
そろそろレーヴ監督、限界なんじゃないかという話が出ていたところでの今回の優勝ですね。

コーチで2年、監督で8年、計10年間、ドイツ代表に関わっているわけですが
彼がいろんなことをやってきた中で、当然ながら下の育成の部分をドイツは見直して、
充実してきたことも、優勝した理由にあげられると思うんですが、
それプラスα、ありとあらゆるデータ、1試合で4000万件のデータを集めていると言われていますが、
いわゆるビッグデータですね。
そういった中から、さらにサッカーだけでなく、違うスポーツからもヒントを取り入れながら、
ドイツのサッカーを進化させようとしていたところは、ものすごく参考になる部分だと思いますね。

これだけサッカーが進化して科学的になってくると、
サッカーだけ見ていてサッカーを進化させることは、もう難しいと思いますし、
そういった中で、彼が違うスポーツだったり、違う論理からサッカーを進めようと思ったところは、
今回、すごく大きかったのかなと思います。

そして、僕はこの言葉がすごく気に入っているんですが、
決勝戦の決勝点を挙げたゲッツェに、その投入前、

「いいか。お前はメッシよりも優れているということを世界に示して、W杯の勝者を決めるんだ。
お前にはそれができる力がある!」

そう言って送り出したわけですよ!
こういうのを聞くと、人をどうやって掌握するかって本当に大事だなと思います。

そんなレーヴ監督、ドイツの歴代監督の中でも勝率は1位。
現在54歳で、契約も2016年まで残っています。
どうですかね?これだけドイツが注目されて、ドイツが強くなってきていますが、
追われるドイツが今後どうなるか、僕はすごく注目だと思います。

やっぱり、チャレンジャーで、何かを成し遂げようとしている時は、
いろんなことがプラスに働く部分が当然あると思うんですけど、追われる立場は本当に難しいと思います。
今回のブラジルを見ていても、あのプレッシャーでああいったプレーになったのは当然あると思うので、
この後、ドイツが全世界から追われる存在になるわけで、
これからの4年間が楽しみですし、レーヴ監督の手腕がさらに問われると思います。

番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2014/7/11)

カテゴリー:1114

金曜日は、番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。


今週、番組が注目したのは、この4組です。
■W杯通算16ゴールの大会新記録を達成したドイツのFW、ミロスラフ・クローゼ
■MLB オールスターゲームに選出された、ヤンキース・田中将大&レンジャーズ・ダルビッシュ有
■フェデラーとの死闘を制し、ウィンブルドン3年ぶり2度目の優勝を果たした、ノバク・ジェコビッチ
■2年ぶりのツアー優勝を果たし、繰り上がりで全英OP出場も決まった、石川遼



facebookページでの皆さんの投票では1位 クローゼ、2位 石川遼 となっていますが、
今週、中西さんが注目したのはこちら!


ドイツのFW、ミロスラフ・クローゼ



大一番となると輝きを増すドイツのストライカー、クローゼがついにW杯得点記録を塗り替えました。
7ー1で圧勝した準決勝のブラジル戦、前半23分。クロースのスルーパスをミュラーが落とし、フリーの
クローゼがシュート。GK ジュリオ・セーザルに一度はセーブされますが、そのこぼれ球を押し込んで、
歴史を塗り替える16得点目が決まりました。

クローゼは、W杯初出場となった2002年日韓大会で5ゴールを記録しました。続く母国開催の2006年ドイツ大会でも5ゴールを奪って得点王に輝きました。さらに2010年南アフリカ大会では4ゴールを奪ってW杯通算得点を14ゴールとし、ブラジルのロナウドが持つW杯通算得点記録の15点にあと1点と迫っていたんですよね。

そして今回のブラジル大会。グループG 第2戦のガーナ戦、途中出場でファーストタッチでゴールを決めました。これでタイ記録に並んで、準決勝ブラジル戦で記録を更新しました。

まず4大会にまたがる記録というのがすごいですね。今36歳なんですよ。最初に出場した2002年の大会が24歳ですよ。12年間、36歳になってもここまでできているというのは本当にすごいことです。
今回、僕はブラジル大会の優勝国にドイツを挙げたわけですが、これを予想したひとつの要因として、ドイツはありとあらゆることをやっているんですよ。どんなことかというと、生活、気温、湿度、移動、というサッカーのピッチ以外のことをいろいろやっているんですけど、ピッチの中に関して言いますと、彼らはけっこう前からバスケットボールとかハンドボールなどの要素をサッカーの中に取り入れようとしていたんですね。どういうことかと言うと、サインプレイです。こっちへ行ったらこっちというふうに、ある程度バスケットボールだとパターン化されているじゃないですか。クローゼは12年間代表にいるので、その戦術をよく理解しているうちのひとりかな、と思うんですよ。準決勝の1点目のシーンなんですが、コーナーキックでミラーが決めたんですが、前に3人つっこんで行って、ミラーはうしろにバックステップを踏んで逆方向に抜けたんですけど、その瞬間にミラーをマークしていたダビド・シルバがうしろに来られないように、バスケットのスクリーンプレイのようにクローゼがその前に立っていたんです。それはクローゼ選手が試合前に言っていたことですが、「セットプレイのときに自分がどの位置にいるかが一番重要だ」と言っていたんです。これを聞いても、あきらかにあれはスクリーンプレイを狙ってやっていたと思うんですが、このプレイが代表するように、サッカーの部分だけでなく、彼は非常にかしこい選手だと思います。ゴール前での段取りも含めて。途中出場でも得点を獲れる選手なので、決勝は17点目のゴールは充分あり得るんじゃないでしょうか。



今週の「ウィークリーパーソン」は、W杯通算16ゴールの大会新記録を達成した、ドイツのFW、ミロスラフ・クローゼに注目しました。

番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2014/7/4)

カテゴリー:1114
null

金曜日は、番組がその週で最も注目した人物に
フォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。
今週は、この4組をピックアップしました。


■モスクワ国際映画祭でグランプリを受賞した「私の男」の熊切和嘉監督!

■決勝トーナメント進出のボーナスを断った、サッカー・ギリシャ代表!

■初のブロードウェイ・ミュージカル「王様と私」への主演が決まった、渡辺謙!

■腰の治療による休養からオールスターのパ・リーグ監督を機に復帰する、楽天・星野仙一監督!

facebookページでの皆さんの投票は1位がギリシャ代表となっていましたが、今週、中西さんが注目したのは…



サッカー・ギリシャ代表!

グループリーグ最下位から、大逆転で決勝トーナメントに進出。惜しくもコスタリカに敗れ、ベスト16で戦いを終えたギリシャ代表。
特に、勝つしか道のなかったグループリーグ3戦目・コートジボワール戦は、後半ロスタイムのPKで粘り勝ち。初の決勝トーナメント進出でギリシャ国民に感動を与えましたが、戦いを終えてさらに感動を呼んだのが今回の声明です。


初の決勝トーナメント進出ということで、選手には追加ボーナスが支払われるはずだったんですが、選手たちは23名全員の署名が入った手紙をギリシャのサマラス首相に届けました。その内容というのが…
「我々はギリシャと国民のためにプレーしているのだから、追加ボーナスは必要ない。希望するのは、我々の努力をサポートするために、代表チームのベースとなるトレーニングセンターを建設してもらうこと。」という声明を発表したのです。


出場している国の中には「ボーナスが安い!」といってストまで起こした国もありましたが、ギリシャ代表のこの行動は、まさに国の代表としての品格を感じさせるものがあります。
しかも、代表チームは通常現地でキャンプ地を用意するのですが、経済的に厳しいギリシャはベースキャンプがなく、宿舎は一般のホテル。そのホテルの予約も、グループリーグ終了までしか取っていなかったとか。
ちなみにDFのソクラティス・パパスタソプーロス選手に至っては、7月5日に結婚式を予定していて、式場もバッチリ押さえていたそうです…。中西さんはこれらギリシャ代表のエピソードについて
「様々な逆境を乗り越えての決勝トーナメント進出、そしてボーナスを辞退して強化施設の建設を訴えたギリシャ代表メンバーの行動はとても微笑ましく思いますね。ギリシャのサマラス首相はぜひ、彼らのこの声に応えて欲しいですね。」とおっしゃっていました。


ちなみに、パパスタソプーロス選手の結婚式は明日、予定通りに行われるそうです。おめでとうございます!
今週のウィークリー・パーソンは、サッカーのギリシャ代表に注目しました。