プロ野球における1シーズンの連勝数ランキング(2013/8/12)
月曜日は「スポーツ」。
今日は、プロ野球投手の連勝数に関する
ランキングをご紹介します。
第3位【 田中将大 】【 斉藤和巳 】…16勝
第2位【 松田清 】…18勝
第1位【 稲尾和久 】…20勝
こちらは、戦後のプロ野球における1シーズンの連勝数ランキングで
1位の稲尾投手と2位の松田投手は1950年代の記録です。
8月9日のソフトバンク戦に先発した田中将大投手は、7回を4安打無失点で抑え
今シーズンの連勝記録を16と伸ばしました。開幕からの記録という点では
プロ野球の新記録で、またシーズンをまたいで見ると、昨年8月26日以降20連勝中です。
20連勝というのは、今日のランキングの1位と2位にランクインした稲尾投手や
松尾投手と並ぶプロ野球記録と同じです。
ピッチャーの安定度を測るデータのひとつとして、三振を奪った数を
フォアボールを与えた数で割った「ストライクアウト トゥ ウォーク レシオ」
というものがあります。こちら、だいたい3.5を超えれば制球力の高い優秀なピッチャー
とされますが、田中投手はこの数が「5.71」と両リーグ通じてダントツの1位です。
(三振120÷フォアボール21)田中選手はこうした活躍から、5月・6月・7月と投手として
そしてパ・リーグの選手としても初めて、3ヶ月連続での月間MVPを受賞しました。
そして、田中投手の活躍に引っ張られるように、チームの方も好調です。
楽天の攻撃陣の中で特徴的なのが、下位打線に安定感があることなのですが
7番・松井稼頭央、8番・嶋、9番・島内といずれも打率が2割5分を超えています。
打線に切れ目のないところに加えて、投手陣では田中投手の計算できる勝ち星
これらの要素から、楽天は球団記録となる貯金「20」を獲得し、2位の千葉ロッテに
6.5ゲーム差をつけて首位を独走中です。今後も田中投手の活躍から目が離せませんね。
今日は『プロ野球における1シーズンの連勝数ランキング』をご紹介しました。