ツール・ド・フランスの国別優勝回数ランキング(2013/7/8)
月曜日は「スポーツ」。
今日は、世界最大規模の自転車レース
「ツール・ド・フランス」に関する
ランキングをご紹介します。
第3位【 スペイン 】…13回
第2位【 ベルギー 】…18回
第1位【 フランス 】…36回
こちらは、現在開催中の「ツール・ド・フランス」における国別優勝回数ランキング。
地元のフランスがダントツのトップとなりました。
ヨーロッパの3大スポーツとしてよく挙げられるのが、サッカー、自動車レースのF1、
そして自転車レースです。その代表格である「ツール・ド・フランス」の第1回目が
行われたのは1903年のこと。第一次大戦、第二次大戦による中止がありましたが
今年で記念すべき第100回大会となりました。今大会は2回の休息日を挟んで
7月21日までのおよそ21日間、全行程で3,479キロに及ぶ熱戦が繰り広げられます。
ツール・ド・フランスの楽しみ方はいろいろあります。花形となるのはもちろん
選手ですが、その選手を引き立たせるためのチームプレーもそのひとつ。1チーム
9人からなる22チームが参加している今大会、それぞれのチームには“エース”となる
選手がいて、最終的にエースを勝たせるため、各チーム様々な駆け引きが行われます。
最も象徴的なのが、チームが縦列で走るシーンでしょう。高速で走る自転車は
強い風の抵抗を受けます。エースにかかる負担を減らすために、アシストと呼ばれる
チームの他の選手が先頭に立ち、次々と交代しながらエースを温存していきます。
アシストの選手は、時にはエースに水や食料を運んだり、エースのタイヤがパンク
してしまった場合などは、自分の自転車のホイールを渡すこともあるそうです。
こうしたチームプレーの末に贈られる、選手個人への賞のうち
最も名誉があるのが“マイヨ・ジョーヌ”(黄色いジャージ)といわれるものです。
これはスタートからの合計タイムが最も良かった選手に毎日贈られ、選手は翌日
それを着用してレースに臨みます。そして最終日にマイヨ・ジョーヌを贈られる選手が
総合優勝ということになります。その他の個人賞としては、特定のポイントの間を
もっとも速く走った選手に贈られる“マイヨ・ヴェール”(緑色のジャージ)、
山のコースで速かった選手には白地に赤のドット模様のジャージ、というのもあります。
そんなツール・ド・フランスで、今大会唯一の日本人選手
新城幸也選手が活躍しています。アシストの中でもペースを作るための“逃げ”という
役割を果たすことが多く、先週にはハイペースで他の選手を引き離し、
暫定的な首位になる場面もありました。
ツール・ド・フランスは、まだ2週間近く続きます。再び新城選手が活躍という
ニュースが聞きたいですし、いずれはチームのエースとして参戦する姿も見たいですね。
今日は『ツール・ド・フランスの国別優勝回数ランキング』をご紹介しました。