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番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2013/6/21)

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金曜日は、番組がその週で最も注目した人物に
フォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。
今週は、この4組をピックアップしました。


■13度目の対戦で、世界の強豪ウェールズから初勝利をもぎとった
 ラグビー・日本代表!

■ゴルフ全米プロでメジャー初勝利を挙げた英国人ゴルファー
 ジャスティン・ローズ!

■サッカー、コンフェデレーションズ・カップのイタリア戦で
 マン・オブ・ザ・マッチを受賞した日本代表・香川真司!

■交流戦史上最高打率.418を残し、MVPを獲得した
 福岡ソフトバンク・ホークス、長谷川勇也!

facebookページでの皆さんの投票は1位がラグビー日本代表、
2位が香川真司となっていますが、今週中西さんが注目したのは…


サッカー日本代表・香川真司!


昨日行われたサッカー、日本 vs イタリアの一戦。この試合を観て
残念な気持ちを持った方もいらっしゃるでしょうし、よく頑張ったと
思っていらっしゃる方もいることでしょう。結果は3-4でイタリアに敗れましたが
この試合の「Man Of The Match」には負けたチームの香川選手が選ばれました。
これは非常に珍しいことなのだそうですが、イタリア国内でも
香川がMVPで良かったんじゃないか…といった意見や、
日本は驚くべき進化を遂げている…といった報道もあったそうです。


今回のイタリア戦を振り返って、中西さんはこうおっしゃっていました。


試合は4-3で負けてしまったんですが、今回の選手たちのコメントを見ると
言っていることは皆ほとんど同じで「内容で上回っても、勝たなければ意味がない」
「勝たなければ何も得られない」といった趣旨の発言をしています。これに関しては
選手たちがそう思っていることが一番重要ですね。確かに内容的には素晴らしかった
かもしれませんが、勝たなければ何の意味もない、得られるものはないと思います。
ただ、僕が思うのは、これまで公式戦でワールドカップの優勝国を相手に
試合内容が上回ったことは一度もなかったんです。
そういう意味では、歴史的なゲームだったのではないかと思います。
選手たちが「結果が残せなければ何もない」というのは
当たり前のことなんですが、僕はある程度は自信を持っても良いかな、と思いました。

ただひとつ言えることは、これが“最低ライン”でないと、ワールドカップは
戦えない、ということです。今後の日本代表は“ここ”が最低ラインになっていかないと
いけないんです。日本代表は今回、自分たちのやらなければならないことをやった。
…つまり、試合開始1秒からボールを追いかけ始め、ひたすらリスクを冒す、
相手より多く走る、アグレッシブに行く、集団でプレスをかける、
といったことをやった結果、分かったことがあります。
【ミスは失点に直結する】これは本当に、昨日一番分かったことだと思います。
【世界の強豪国を相手に、セットプレーからでも得点を奪える】
あとは【試合運びのセンス】が必要です。日本代表は確かに、90分間
日本らしいプレーを貫けたと思いますし、リスクを冒し続けたと思いますが
必要なのは“どこでそれを出し、どこで安全策をとるか”…これはまさにイタリアが
やったことですよね。試合内容は悪かったけれども、試合には勝利した、という。
僕は去年のフランス戦のように、内容が悪くても、耐えて耐えて1-0で勝つ、という
試合も必要だと思うんですが、それは自分たちが主導権を握って、
自分たちのリズムで試合をして、試合内容でも上回り、そして試合に勝利して
はじめて意味のあることだと思うので、ぜひ、次のメキシコ戦は結果にこだわった
試合をして欲しいと思います。

次のメキシコ戦は(日本時間で)日曜日の早朝に行われます。
日本代表にはぜひ、結果にこだわった試合を見せて欲しいですね。


今週の「ウィークリーパーソン」は、サッカー日本代表に注目しました。