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番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2013/5/10)

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金曜日は、番組がその週で最も注目した人物に
フォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。
今週は、この4組をピックアップしました。


■プロ野球・名球会入りを決める2000本安打を達成したベテラン
 DeNA・中村紀洋&中日・谷繁元信!

■名門・マンチェスターユナイテッドを率いて27シーズン
 今季限りでの引退を発表した、アレックス・ファーガソン監督!

■連続予選通過「92戦目」のサイバーエージェントレディスで
 逆転優勝を決めた、横峯さくら!

■「母親に優しい国ランキング」で1位を獲得した、北欧・フィンランドの皆さん!

facebookページでの皆さんの投票は、1位がアレックス・ファーガソン監督、
2位が中村紀洋&谷繁元信となっていますが、今週中西さんが注目したのは…



アレックス・ファーガソン監督!

日本代表の香川真司も所属する、イングランド・プレミアリーグの名門
マンチェスターユナイテッドを27シーズンに渡って率いてきたアレックス・ファーガソン監督が
クラブの公式サイトで、今季限りでの退任を発表しました。監督は
「正しい潮時だと思う。強いときに去ることが大事だった。リーグ優勝した今季のチームの質、
 年齢的なバランスは、長期的な成功につながる。」とコメントしています。


アレックス・ファーガソン監督は、1941年スコットランド生まれの71歳。
レンジャーズなどでFWとしてプレーし、1974年に現役引退したあとはスコットランドの
イースト・スターリングシャーで指導者としてデビュー。1986年のW杯メキシコ大会では
スコットランドの代表監督も務めました。そして同年、マンチェスターユナイテッドの監督に就任。
これまでプレミアリーグ、欧州CLなど、20以上のタイトルを獲得しています。


ファーガソン監督がマンU監督に就任した1986年は、チームの低迷期。しかしファーガソンは
ベッカムやギグスらの若手を育成し、規律の徹底などで名門を復活に導きました。
また、他のクラブからルーニーやクリスチアーノ・ロナウドらを獲得し、超一流に育て上げました。


ファーガソン監督が指揮を執る最後の試合は、今月19日のウエストブロミッジ戦となります。
その後は取締役としてクラブに残り、強化担当など裏方を務める予定だと言うことです。
また後任には、同じプレミアリーグ・エバートンのデビッド・モイーズ監督に決定しました。


ちなみに、ファーガソン自身が動いて獲得した選手のひとり、日本代表の香川真司が
プレミアデビューを飾った相手がエバートンで、モイーズ監督は試合後に
「マンUは素晴らしい選手と契約した。」と、香川を評価していたそうです。中西さんは
「こうやって考えると、ファーガソン監督の最後のシーズンに香川が加入したことには、
 なにか縁があるんじゃないかと思いますね。またモイーズ監督は、プレミアリーグでは
 ファーガソン、ベンゲルに次ぐ長期政権を取ってきた監督で、選手の私生活まできっちりと見て
 ピッチの内外での人間性までを考えていると思うので、香川選手もそのお眼鏡にかなって
 来年の更なる活躍を期待したいですね。」とおっしゃっていました。


来シーズンの香川選手の活躍、そしてモイーズ監督の采配にも注目したいですね。
今週の「ウィークリーパーソン」は、アレックス・ファーガソン監督に注目しました。