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番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2013/12/20)

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金曜日は、番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。


今週、番組が注目したのは、この4組です。
■ノルウェーに勝ちソチ五輪出場を決めた、カーリング女子日本代表のスキップ、小笠原歩
■国際テニス連盟の[今年の世界チャンピオン]に選ばれた、ノバク・ジョコビッチ&セリーナ・ウィリアムズ
■マラソンで、月間2度の2時間10分切りを達成した、市民ランナー・川内優輝
■史上初の4年連続シングル売上1位を達成した、アイドルグループAKB48



facebookページでの皆さんの投票では1位 小笠原、2位は川内となっていますが、
今週、中西さんが注目したのはこちら!



市民ランナー、川内優輝



15日に行われた、防府読売マラソンで、このレースの連覇を狙った埼玉県庁職員の市民ランナー、
川内優輝は、2時間9分15秒…優勝した前年より1分以上、タイムを縮めましたが、
モンゴルのバトチオルを捕まえきれず、2位フィニッシュに終わりました。

ただし、川内は、2週間前の福岡国際でも2時間9分5秒で日本人トップの3位に入っていて、
ひと月の間に2度の2時間10分以内(このタイムをサブテンといいます)をマークするという、
とてつもない記録を達成しています。
これは、日本陸連の宗猛男子マラソン部長も、「ギネス級だ!」と絶賛する快記録です。

川内は、「誰もやったことがないと聞いている」と実は大会前からこの月2回のサブテンを意識して
防府での2時間10分切りを目標に掲げていたそうです。
しかし川内は、「目標達成でうれしいはずだけど、バトチオルに負けたのが、すごい悔しい」と話をしています。しかもゴール後、いつもは倒れ込むこともあるんですが、ジョギングをしながら後続の選手たちに声援を送っていたそうです。
以前はゴール後に倒れ込んでいましたから、段々レベルが上がってきているのは間違いないと思います。

普通は消耗を考慮して、月2回フルマラソンにチャレンジすることはないと思いますが、宗猛男子マラソン部長も「周りから見ればムチャだと思うけれど、それを当たり前にしてしまったのが凄い。もの凄くタフな選手」
と、話をしています。
申請すればギネス記録に認定されるかもしれないらしく、今後、申請を行うかもしれないということです。

サッカーの日本代表の本田選手や長友選手を見てもそうなんですが、「自分で自分の限界を作らない」というのが、スポーツの世界のキーワードになってきていると思うんですよね。周りから見ればムチャだと思うようなことを、川内選手はおそらく「試合が練習」という感覚でやっていると思うんですよね。今までやってきたことをやっていては、今までやってきたようにしかならない、という感覚を持っていると思います。長友選手ともこういった話をするんですが、自分が何かを変えるのであれば、今まで誰もやってきてなかったことをやらなければいけない、それが自分のたがを外してくれると思いますし、それを外せれば自分の可能性は無限大になっていくと思います。
まさに、川内選手がやっているトレーニング方法といいますか、試合調整法というのか、何と言っていいか分かりませんが…。今まで誰もやってこなかったことをやっているという点では、僕はある意味、理にかなっていると思います。
僕はどんな選手でも、金メダルを獲れると思っているので、型破りな選手が出て来たということは、本当にいい兆候だと思いますし、日本人しかできないもしくは、誰々にしかできない調整法というのができてくると思うので、これからが楽しみです。