ビジネスマン、OLのネタ帳になるトピックを、毎日お届け!キャッチアップしておきたいトレンドをランキング形式で紹介しながら、毎日ひとつの話題にフォーカスしていきます。

番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2013/11/29)

カテゴリー:1114

金曜日は、番組がその週で最も注目した人物に
フォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。
今週は、この4組をピックアップしました。


■プロ野球、今年の新人王に輝いた、ヤクルト・小川泰弘投手と楽天・則本昴大投手!

■ゆるキャラグランプリで、今年のゆるキャラNO.1に輝いた、栃木県佐野市の「さのまる」!

■大相撲九州場所を持ち前の速効相撲で優勝した、横綱・日馬富士!

■AFCアジアサッカー連盟によるアジア以外でプレーする「最優秀選手」に選出された、インテル・長友佑都!

番組ホームページでの皆さんの投票では、長友佑都が1位となっていますが、
今週、中西哲生が注目したのは…


長友佑都!

AFCアジアサッカー連盟が今週開催した「年間表彰」で、
「アジア以外でプレーする男子」の「最優秀選手」に
インテル・ミラノの長友佑都を選出しました。

この「アジア以外でプレーする男子」の「最優秀選手」は、
去年新設された国際部門で、事実上の“アジアMVP”とも言われています。
去年は香川選手が受賞して、今年は長友と、
“アジアMVP”を2年連続で、日本人選手が受賞したことになります。

本人は日本協会を通じて、「素晴らしい賞をいただき光栄です。
ここで満足することなく、日々向上していきたいと思います。」とコメントしていました。
その長友選手、24日のポローニャ戦でケガのため退場して、選手交代。
検査では幸い軽症だったということで、よかったですね。


長友選手、今シーズンに入って、非常に進化しています。
当然、守備も相変わらず堅いんですが、
今年はディフェンスラインが3バックのことが多いですからね。
ひとつ前の位置、4バックだと左サイドバックなんですけど、
3バックになるとその一個前の高い位置の左MFの位置でプレーすることが多いです。
しかも右サイドのMFもやります。

修正しているポイントは、本人が気にしているところ、まずは右足のキックですね。
これはもう1年間くらい、彼がずっと取り組んでいる課題なんですが、
右足のインフロントで蹴るキック、つまりカーブ回転のかかったキックのクオリティを
すごく上げようと努力してきました。
これによって、右サイドからアシストも増えました。
いいアシストありました、もうすでに。

あとは、左サイドからカットインしたときの、
右足のインフロントで蹴る巻いたシュート、外から巻くシュート。
これも前回、一度ポストに当たってアシストのようなシュートがあったんですが、
このシュートもかなり精度があがってきています。

あとは、ボールを持っている以外のところのプレーですね。
ひとつは、ボールをうけるとき、可変的にスピードをかえながらボールをうける。
これによって、ディフェンスラインを突破するときに、
今まではボールをうけるときに一本調子だったんですけど、
いったんスピードをゆるめることによって、オフサイドにならないジャストタイミングで
ディフェンスラインをこえることができるようになってきています。
これによってかなりいい形でクロスボールをあげることもできていますし、
いい突破の形も作れています。

そしてもうひとつは、攻守の切り替えの早さです。
長友選手はボールを味方の選手が奪われた瞬間、もしくは自分が失った瞬間、
一気に切り替えてボールを奪う場面がすごく多い選手です。
この頻度をあげるということで、具体的に言うと、呼吸をかなりかえました。
呼吸をかえることによって、かなり早く切り替えできるようになりましたし、
このあたりも細かいところですが、長友選手がかわってきた大きな要因です。


長友選手、いまケガをしていますが、無理をせず、また早く戻ってきてほしいですね!