番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…（2013/11/15）
金曜日は、番組がその週で最も注目した人物に
フォーカスする「ウィークリーパーソン」！
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。
今週は、この４組をピックアップしました。
■フィギュアNHK杯で自己最高点をマーク！２季連続4度目の優勝を飾った、浅田真央
■はっぴ姿で来日！11年ぶり4度目の単独公演がスタートした、ポール・マッカートニー
■大相撲九州場所で、史上４人目の『横綱500勝』を達成した、白鵬
■37試合無敗でブンデスリーガ記録を塗り替えた、バイエルン・ミュンヘン
facebookページでの皆さんの投票は、1位 浅田真央、２位 ポール・マッカートニーとなっていますが
今週、中西さんが注目したのは…
浅田真央！
9日に行われたフィギュアスケートのグランプリシリーズ第４戦、NHK杯のフリーで、
浅田真央は、回転不足となるジャンプのミスがありながらも、自己ベストの136.33ポイントをマーク。
前日のショートプログラムと合わせて、自己ベストの207.59点で優勝。
日本人最多のグランプリシリーズ通算13勝目を挙げました。
この勝利で、グランプリシリーズ上位６選手で争う、12月5日開幕のグランプリファイナルへの進出も
決めました。207.59点は2010年バンクーバー・オリンピックの205.50点を超える自己ベスト。
「うれしいです！一段でも二段でも階段を上がっている実感がある」とコメントしていました。
冒頭のトリプルアクセルを両足で着氷して、そのほか３回転が２回転になるミスもいくつかありましたが、
浅田選手の今季の強みでもある『表現力』では、５項目の演技点が初めて70点超え。これがミスが出ても
200点を突破した最大の要因でした。滑っている表情にも、自信がみなぎっているのがよく出ていましたよね。
昨シーズンの最終戦だった、４月の世界国別対抗戦のあと、今季限りでの現役引退を電撃発表しました。
そして迎えた今季の浅田選手は、迷いを吹っ切ったように演技をしていますね。
グランプリシリーズでは、参戦した第１戦、第４戦で連続優勝！すばらしいです。
グランプリシリーズは、アメリカ、カナダ、中国、日本（NHK杯）、フランス、ロシアの６大会が行われ、
選手は２大会にエントリー。各大会上位入賞者にポイントが与えられ、合計ポイント上位6選手が
12月5日、福岡で行われるグランプリ・ファイナルに出場します。
連続優勝でファイナル進出を決めた浅田選手は、ファイナルのフリーで、バンクーバー・オリンピック以来
となる、トリプルアクセル２発に挑む、と言われています。
ファイナルに向けて猛練習中の浅田選手なんですが、「できる自信はある。手応えは80％」と語っています。
浅田選手をサポートする佐藤コーチも、「アクセル２回が最高のレベル。できるんじゃないかな」とコメント。
すべては、ソチ五輪で悲願の金メダルを獲得するためのステップということになりますが、
浅田選手は見据える目標について、こうコメントしています。
「これまで積み上げてきて、自分の目指したいレベルに近づいている。
最高のレベルを目指して、やりたいです」
今週の「ウィークリーパーソン」は、フィギュアNHK杯で２季連続4度目の優勝を飾った、浅田真央選手に注目しました。
