言い間違いされている言葉ランキング トップ5(2013/10/31)
木曜日は、「カルチャー」。
今日は、小学館の大辞泉が
10月16日の【辞書の日】を記念して作成した
「言い間違いされる言葉ランキング」
トップ5をご紹介します。
第5位『 怒り心頭に達する 』
こちら、正しくは『怒り心頭に発する』。
この場合の“頭”は接尾語で、本来の“頭”ではありません。
ですから、これは「心から怒りがこみ上げる」という意味になります。
第4位『 采配をふるう 』
こちら「陣頭に立って指図をする、指揮する」という意味で
『采配を振る』が正しい使い方だそうです。
第3位『 足もとをすくう 』
「相手のスキをついて失敗させる」という意味で使われますが
正しくは『足をすくう』。“足もと”とまで丁寧に説明しないそうです。
第2位『 声を荒げる 』
「声を荒立てる」「度を超して激しい声で言う」という意味で使われますが、
本来の言い方は『声を荒らげる』だそうです。しかし現代では
例えば放送用語の場合、いわゆる“ら抜き言葉”である
「声を荒げる」でもOK、ということになっているそうです。
第1位『 間がもたない 』
「時間をもてあましてどうしたら良いか分からない」様子を指して
使われますが、正しくは『間が持てない』だそうです。
以上、「言い間違いされている言葉ランキング」トップ5でした。
皆さんは正しく使えていましたか?ちなみに6位以下はというと
「押しも押されぬ」→「押しも押されもせぬ」
「熱にうなされる」→「熱に浮かされる」
「上には上がいる」→「上には上がある」
「愛想をふりまく」→「愛嬌をふりまく」
「食指をのばす」→「触手をのばす」
だそうです。意外と勘違いして覚えている方、多かったのでは?
今日は「言い間違いされている言葉ランキング」トップ5をご紹介しました。