番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…（2013/10/18）
金曜日は、番組がその週で最も注目した人物に
フォーカスする「ウィークリーパーソン」！
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。
今週は、この４組をピックアップしました。
■ゴルフのアメリカ男子ツアーのシーズン初戦で3位タイ食い込んだ、松山英樹
■日本女子サッカーリーグで3年連続３度目の優勝を果たした、INAC神戸
■16日に男児を出産しママとなったチャットモンチーの橋本絵莉子
■マラソンのカンボジア代表として東南アジア競技大会に出場が決まった、猫ひろし
facebookページでの皆さんの投票は、1位 松山英樹となっていますが
今週、中西さんが注目したのも…
松山英樹
先週、アメリカの男子ゴルフツアー新シーズンが早くもスタートしました。カリフォルニアで行われた開幕戦
には、日本から石川遼と、これがアメリカツアー本格参戦になる松山英樹が参加しました。
石川は善戦したんですが、最終日１オーバーということで通算9アンダーで、21位タイ。
このところ、ずっと本人も難しい状態だったんですが、復調のきっかけが出てきていると思いますね。
石川選手と松山選手は同学年ですから、タッグを組んでアメリカツアーで頑張って欲しいですね。
そして松山選手は、終盤の見事な追い上げで、通算14アンダー、見事3位タイでフィニッシュです。
初日を１アンダー34位タイだったんですが、最終日には、16、17、18、３連続バーディーで一気に順位を上げました。本当に松山らしいサンデーバックナインの強さを見せましたね。
これで松山は、先週プロ転向後に出場したアメリカツアー、７試合すべてで予選通過を果たし、トップ10入りも
これで３回目です。
この開幕戦の内容が素晴らしかったんです。
ドライバー平均飛距離、フェアウエーキープ率、バーオン率といった主要８項目を統合しました、
「オールアラウンド・ランキング」で全選手中、堂々の１位でした！
さらに、グリーンを狙ったショットがとらえた位置のピンまでの残り距離、つまりアイアンショットの精度でも
7.36メートルで１位！すごいですよね。
僕はプロゴルファーの方とご飯を食べたり、先々週は羽川さんと一緒に番組をやらせていただいたんですが、
松山選手の話を聞くと、「ボールが重い」と言うんですよ。
松山選手は身長が180cmくらいあって、日本人ゴルファーとしても大きい方です。例えば、右から風が来ていれば風に乗せて打とうとするものですが、松山選手が打つボールはボール自体に重さがあるので、全部ピンに打って行けるんですね。そういうボールが打てるということがまずスゴいですし、ツアーの中で１位になるようなショットを持っているということは、このあと十分優勝の可能性があるってことですよね。
松山選手は、最終日も18番で残り100ヤードを、あわやイーグルというショットを打ったんです。
あの場面でも前の16、17は連続バーディーできていて、勢いを止めたくないと同時に、こんなうまくいって大丈夫かな、という気持ちもあると思うんですよ。そういう中で、100ヤードをあわやイーグルというショットを最後のホールで打てるという精神力！
僕は優勝するのに値するようなショットを、彼はこの後、打てるんじゃないかと思います。
僕はこれを聞いて目を丸くしたんですが、羽川さんがおっしゃるには「３年以内にメジャー勝つんじゃないか？」と。羽川さんは「全英オープンでアダム・スコット選手やローリー・マキロイ選手とまわっていたけれど、彼らのショットとクオリティーが変わらない。」と言うんですよ。いや、本当に楽しみですね。
ただ、今週は胃炎で第２戦は欠場しているんですが、とにかく体調管理を気をつけていただいて、近いうちにメジャーでの優勝するところを見たいですね。
