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秋におすすめの絶品缶詰ランキング ベスト3(2013/10/17)

カテゴリー:1113
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木曜日は「カルチャー」。


最近、驚くほどバラエティに富んだ商品が出ている『缶詰』。
クオリティは格段に上がっていますが、価格は相変わらずリーズナブル!
友達が集まるパーティーから、寂しいひとり飲みまで
缶詰があれば、さらに美味しいひとときを過ごせることでしょう。
そこで今日は、ブログなどを通じて缶詰の新商品や
美味しい食べ方などを発信している黒川勇人さんに
【秋におすすめの絶品缶詰ランキング】のベスト3を伺いました。



第3位『 鯖 キムチ味 』(株式会社 宝幸)315円

このサバ缶は、旬の時季に捕れた脂ののったサバだけを使っているので
口の中でトロッととろける食感がとても良いです。
脂ののったサバはお腹が柔らかいのですが、背中の身にも肉でいうところの
「サシ」が入っているような感じで、食べていて全然モソモソした感じがありません。
そんな美味しいサバをキムチで味付けしているので、そのままつまんでも
ピリ辛で実に美味しいのですが、さらにおすすめなのが、汁ごと鍋にあけ
白菜やネギなどと一緒に煮込み、「サバキムチ鍋」にする食べ方です。
今のサバ缶は美味しい物が多いので、鍋に入れて煮込んでも身が固くなることなく
しっとりしていますし、サバの味が抜けてしまうこともありません。
また、この美味しいサバの脂にはDHAという、身体に良いとされる脂肪酸を
たっぷり含んでいますので、鍋が美味しくなるこれからの季節におすすめです!


第2位『 木の屋いわし醤油味付け 』(木の屋石巻水産)330円

こちらの商品は、今年の旬の時季に揚がったイワシが過去最高の脂の乗りだった
…ということで買い付け、中でも刺身で食べられるくらいクオリティーの高いものだけを
品の良い砂糖醤油の味で煮付けたものです。この商品がなぜ今おすすめかというと
缶詰の中には、実は作りたては美味しくない物もあるのです。味がなじんでくるまでに
数ヶ月かかりますので、こちらの商品もちょうどこれから美味しくなってきます。
おすすめの食べ方は、缶の汁を切って、中のイワシの切り身を皿に盛りつけます。
この上にスダチを搾り、みじん切りにした長ネギを散らします。これは酒のつまみに最高!
そして、残った缶の汁は栄養素をたっぷり含んでいるので、倍量の熱湯で薄め
そこに長ネギのみじん切りを散らせば、1人分のイワシスープになります。
こちらも缶詰の汁を使ったとは思えないほど本当に美味しいです!


第1位 『 缶つま VEGETAPAS 砂肝とネギのコンフィ 』(国分株式会社)400円

国分が出している「缶つま」というシリーズは「缶詰をつまみに一杯どうぞ。」
を省略して「缶つま」というネーミング。なので、このシリーズはどれを食べても
お酒に合いますが、中でも「砂肝とネギのコンフィ」は、味が濃く旨みの強い砂肝と
香りのあるネギが口の中で渾然一体となり、非常にお酒のすすむ一品です。
こちらは缶がとても小さく、さんくらんぼや銀杏の缶詰くらいの大きさなので
キャンプやピクニックに行ったとき、つまみの一品としてプラスするのに最適です。
見た目と違い、その中身はひとりで食べると意外に食べ応えがありますので
2人で食べても満足できるでしょう。こちらは開ける前に缶ごと熱湯に入れて
2分くらい放置すると、中に含まれている油分が身全体にふわっと回りますので
ネギの香りがグッと引き立ちます。なので、常温で食べるよりも温めるのがおすすめ。



以上、“缶詰博士”黒川勇人さんおすすめの缶詰ベスト3でした。
黒川さんによると、ひとつの缶詰は、さながらひとつの宇宙なのだとか。
最後に黒川さんはこうおっしゃっていました。


缶詰の一番良いところは、あの小さな缶の中に素晴らしい感動のドラマが
たくさん詰まっているということでしょう。食べて美味しいのはもちろん、
それを美味しく作り上げるために、メーカーは「原材料をどれだけ吟味するか」
「味付けにはどういう調味料が良いか」「加熱時間はどうするのか」など
ものすごいノウハウと執念があって、ようやく数百円の缶詰1個が出来上がっているのです。
それを知ると、食べたときの味わいが全く変わります。
美味しくて、しかも感動が詰まっている…それが缶詰なんです!

今日は【 秋におすすめの絶品缶詰ランキング ベスト3 】でした。