クルーズ業界のトレンド トップ3(2013/5/28)
火曜日は「ビジネストレンド」。
今年最初のこのコーナーで、トレンドウォッチャーの
くどーみやこさんに聞いた「2013年のトレンドキーワード」。
その中でもお話のあった「船のクルーズ」が話題となっています。
つい先日も大型船「ダイヤモンド・プリンセス号」が横浜に初めて入港。
この客船の海面からの高さは54メートル、一方、横浜ベイブリッジの
橋桁までの高さが約55メートルということで、橋のわずか1メートル下を
スレスレで通過したことも話題となりました。
また、船内見学会には800人もの人が参加したそうです。
そこで今朝は『クルーズ業界のトレンド トップ3』を
クルーズ・コンシェルジュの保木久美子さんに伺いました。
第3位【 カジュアル化 】
客船の大型化が進み、いま就航している客船で一番大きいものは22万トン。
お客さんは5600人まで乗船でき、従業員も2500人くらい乗船するという
超大型客船です。船旅は敷居が高いイメージがありましたが、このカジュアル化で
ドレスコードなどを気にせず楽しめるようになったそうです。
第2位【 日本発着の外国船の増加 】
横浜・大阪・神戸といった、日本の港を発着する外国船はこれまでなかったそうですが
今年の5月から、日本の港でお客さんを乗せ、1週間から10日間ほどで韓国・台湾・
ロシアなどを回る航海が登場し、注目を集めているそうです。
第1位【 格安クルーズ 】
カジュアル船だと、日本発着・10日間で12万円くらいからクルーズが楽しめるそうです。
旅行会社が一隻丸々チャーターして、日本のお客様専用に安い料金で
特別に和食コーナーを設けるなどしているそうです。
以上『クルーズ業界のトレンド トップ3』でした。これまでよりグッと身近になった
クルーズ船の旅の魅力について、クルーズ・コンシェルジュの保木久美子さんに伺いました。
通常のホテルにチェックインするように、一度船にチェックインしてしまえば
荷物の移動などなく、いろいろな国を巡ることが出来ます。知らない街での食事の心配や
移動の心配などの煩わしさがないので「ハッスルフリー」「ストレスフリー」の旅と言えます。
船の中にはプールがあったり、カジノがあったり、バーやレストランもたくさんあり
ショーを見たり、お酒を飲んだりする時間を楽しみながら、ひとつの旅でふたつが楽しめる
「ワントリップ、トゥーバケーション」それがクルーズの最大の魅力でしょう。
日本人向けに和食のコーナーを設けたりもしていますし、
クルーズ船での旅はこれからの新しい旅の形といえるでしょうね。
中西さんもクルーズの旅にはかなり興味津々でした。皆さんも今年の夏休みの
旅行の候補に「クルーズの旅」を加えてみてはいかがですか?
今日は『クルーズ業界のトレンド トップ3』をご紹介しました。