これからおすすめの桜スポット トップ3(2013/3/26)
火曜日は「ビジネストレンド」。
東京ではすでに見ごろを迎えた「桜」。
これから桜前線は北上していき、
東北などは4月以降に見ごろを迎えます。
そこで今朝はこんなランキング。題して…
桜ウォッチャーが選んだ
『これからおすすめの桜スポット トップ3』
今回は、全国1000ヶ所以上の桜スポットを巡ってきた
日本一の桜ウォッチャー、中西一登さんに
これから見ごろになる桜スポットを教えていただきました。
第3位【 高遠城址(長野県伊那市) 】
1500本の「タカトオコヒガンザクラ」が咲き乱れる“日本三大桜の名所”のひとつ。
タカトオコヒガンは、ピンクが濃く花つきが良いのが特徴で、枝にモコモコと
桜の花が見事に咲きます。特におすすめなのが『桜雲橋』という橋の上からの眺め。
桜がまるで雲か霞のように広がり、文字通り桜の雲の上にいるような風景が楽しめます。
第2位【 吉野山(奈良県吉野郡) 】
古来より“日本一の桜の名所”と名高い吉野山には、3万本の桜が咲き乱れます。
こちらの桜は、元々この土地に自生する「ヤマザクラ」。
天然の自生種はなんと、花や葉の色や形が1本1本違うのだそうです。
白い花もあれば濃いピンクの花もあって、同じ種なのにひとつとして同じ桜は存在せず
咲く時期もそれぞれ違う…そういう自然のすごさも感じられるのが吉野山の桜だそうです。
第1位【 弘前城址(青森県弘前市) 】
桜ウォッチャーの中西さんが“一生に一度は行くべき桜スポット”とおっしゃる場所。
青森といえば「リンゴ」ですが、そのリンゴの手入れのノウハウを同じバラ科の桜にも応用し
手入れが行き届いた結果、他の桜スポットにはない見事な花つきが楽しめるそうです。
以上、桜ウォッチャーが選んだ『これからおすすめの桜スポット トップ3』でした。
ちなみに、1位の弘前城址にある「ソメイヨシノ」の数は2600本と
数はそれほど多くありません。しかし、このソメイヨシノは花つきがすごいそうで
普通はひとつの花の芽から4つほどのところ、弘前の桜は7つも花をつけるそうです。
また、ソメイヨシノの寿命はだいたい60年程度なのだそうですが、
こちらには樹齢130年のソメイヨシノもあるそうで、しっかり手入れをすれば
60年どころかかなり長生きすることを証明しています。
最後に、トップ3に選ばれた地域の「桜の開花予想」をご紹介しましょう。気象協会によると
・高遠城址(長野県伊那市)は4月6日
・吉野山(奈良県奈良市)は3月26日
・弘前城址(青森県弘前市)は4月21日 となっています。
今日は桜ウォッチャーが選んだ『これからおすすめの桜スポット』をご紹介しました。